IDC Japanは2017年2月23日、デスクトップPC、ポータブルPC、ワークステーションを集計した“トラディショナルPC”について、国内における2016年第4四半期(10月~12月)と2016年通年(1月~12月)の出荷実績値を発表した。

2016年第4四半期の国内トラディショナルPCの出荷台数。トップ5ベンダーのシェアと対前年成長率
(出所:IDC Japan)
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 2016年第4四半期(10月~12月)の出荷台数は、前年同期比5.7%増で259万台。ビジネス市場は同比12.8%増の149万台、家庭市場は2.5%減で110万台。ビジネス市場で好調だったことから全体でプラス成長となった。

 ビジネス市場好調の背景には、Windows 7プリインストールPCについて公的機関を中心とした特需が発生したことや、中小企業セグメントで買い替え需要が顕在化し始めたことなどが考えられるという。

 2016年第4四半期における上位5社のベンダーシェアは、以下の通り。

 1位のNECレノボグループのシェアは24.6%である。ビジネス市場で前年同期比3.2%増、家庭市場で同比10.3%減となり、全体では3.2%減となった。

 2位の富士通のシェアは18.1%である。ビジネス市場で前年同期比18.4%増、家庭市場で同比1.9%増となり、全体では12.2%増となった。

 3位のデルのシェアは12.6%である。ビジネス市場で前年同期比11.5%増、家庭市場で同比37.2%増となり、全体では19.0%増となった。

 4位のHP Inc.のシェアは11.6%である。ビジネス市場で前年同期比20.5%増、家庭市場で同比10.8%増、全体では19.2%増と大幅なプラス成長となった。

 5位の東芝のシェアは、10.6%である。ビジネス市場で前年同期比13.3%増、家庭市場で同比23.3%減となった。

 2015年通年と比べた2016年通年のベンダー動向は、NECレノボグループの1位と富士通の2位は不動である。東芝は3位から5位に順位を落とした。東芝の代わりにデルとHP Inc.が3位タイとなった。