NDTアドヴァンス(本社さいたま市)は、低価格が特徴の工業用LEDブラックライト「SPN-VIN365」を発売した(図1)。部品の共通化や部品点数の削減により、価格を9万8000円と、中心波長が同じく365nmの従来機種「UV-365EH」と比べて2/3に抑えた。非破壊検査や漏洩検査、フラックスやコンタミネーションのチェックに向く。

図1:「SPN-VIN365」
(出所:NDTアドヴァンス)
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 照射距離が38cmのときの紫外線(UV)強度は5500μW/cm2で、直径20cmの範囲を1200μW/cm2以上の強度で照射する能力を持つ(図2)。光源である2つのUV-LEDの配置を工夫し、非破壊検査に適した広い照射範囲を実現したという。

図2:照射距離38cm時の紫外線強度分布図
(出所:NDTアドヴァンス)
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 長期間にわたってUVを透過させても劣化が少ない耐UVレンズを採用した。その他、ファンをなくすことで粉塵や水滴による故障を起きにくくした。非破壊試験の観察条件を定めた「JIS Z 2323:2017」「ISO 3059:2012」に適合している。

 外形寸法は18×12.7×24.1cmで、質量は0.95kg。ハンドルにカーブを持たせて握りやすくする、ゴム製カバーを装着して落下の衝撃による損傷を防ぐなど、使いやすさにも配慮している。開発は米スペクトロライン(Spectroline)。