コーセルは、外形寸法を小型化した単一出力のスイッチング電源モジュール「LHAシリーズ」を開発した(ニュースリリース)。販売は2019年8月末に開始する予定だ。同社は、「AC-DC電源」と呼ぶ。同社従来品「LFAシリーズ」の後継機種である。「LFAシリーズは製品化から10年を経過し、市場からはさらなる小型化や高効率化の要求が強まっていた。そこで今回のLHAシリーズでは、小型化と高効率化に加えて、低EMI(放射電磁雑音)化をコンセプトに開発した」(同社)という。

体積を最大49%削減した単一出力のスイッチング電源。コーセルの写真
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 出力電力が異なる2つのタイプを用意した。1つは、出力電力が150Wの「LHA150F」。外形寸法は75mm×27mm×160mmである。もう1つは、出力電力が300Wの「LHA300F」で、外形寸法は84mm×37mm×180mmである。同社従来品に比べて体積を27〜49%削減した。変換効率を、共振回路や同期整流方式を採用することなどで、同社従来品に比べて向上させたとする。計測器や分析機器、表示器、アミューズメント機器、チップマウンター、半導体製造装置、そのほかの一般産業機器などに向ける。

 入力電圧は、交流(AC)の85〜264Vである。2つのタイプどちらも、出力電圧が異なる複数の製品を用意した。LHA150Fは、12V出力品と24V出力品、36V出力品、48V出力品を用意した。LHA300Fには12V出力品と24V出力品、48V出力品がある。高調波電流規制に準拠する。EMI規格は、「CISPR32クラスB」と「FCCクラスB」、「VCCIクラスB」、「EN55032クラスB」に準拠する。このほか安全規格、「UL」や「C-UL」、「DEMKO」、「TUV」、「EN62477-1(OVCIII)」などをクリア可能だ。価格は明らかにしていない。