検出感度が高く低消費電力のスマートホーム向け環境光センサーIC
検出感度が高く低消費電力のスマートホーム向け環境光センサーIC
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 オーストリアams社は、検出感度が高く低消費電力の環境光センサー(照度センサー)IC「TSL2540/TSL2541」を発売した(ニュースリリース)。検出可能な最小照度は数mluxと低い。これは「月明かりのない晴れた夜空に相当する」(同社)という。さらに検出可能な最大照度は、TSL2540が2万lux、TSL2541が6万luxと高い。検出可能な照度のダイナミックレンジは、2 製品どちらも100万対1である。スマートホーム対応機器などに向ける。

 可視光(周辺光)の検出チャネルと、赤外光の検出チャネルを備えており、Siチップ上に直接形成した干渉フィルターを介して環境光をセンシングする。可視光チャネルの波長応答特性は、人間の目の視感度に近いとする。利得と積分時間は、ユーザーがプログラミングできる。検出結果は、I2Cインターフェースを介して16ビット分解能のデジタル値で出力する。電源電圧は+1.8V単一。消費電流は、アクティブALSステート時に90μA(標準値)、アイドルステート時に30μA(標準値)、スリープステート時に0.7μA(標準値)である。パッケージは、外形寸法が2.0mm×2.0mm×0.5mmの10端子QFN。動作温度範囲は−30〜+85℃。2製品どちらも、すでに量産を始めている。5000個購入時の米国での参考単価は、2製品とも0.44米ドルである。

 このほか、環境光センサーと近接センサーの機能を搭載した「TSL2740」も併せて発売した。赤外光LEDを外付けすることで、物体の近接を検出できる。最大で10cmの近接を検出可能だ。パッケージは、上記の2製品と同じ、外形寸法が2.0mm×2.0mm×0.5mmの10端子QFN。すでに量産を始めている。5000個購入時の米国での参考単価は0.46米ドルである。