エー・アンド・デイは、過負荷ストッパー機能を備えるシングルポイント型ロードセル「LCB22」シリーズの新モデルとして、定格容量が588.4N(約60kgf)の「同K060」を発売した(図、ニュースリリース)。同シリーズは、過荷重や衝撃への耐性に優れるのが特徴。ストッパーなしのモデルに比べて精密な測定が可能とする。

図:過荷重や衝撃への耐性を高めた「LCB22K060」
図:過荷重や衝撃への耐性を高めた「LCB22K060」
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 同シリーズは、計量物を載せ降ろしするときの衝撃荷重を受け止めるストッパーを内蔵する。許容過負荷は、定格容量の500%である。IP65・67に適合する防塵・防水構造で、小型台はかりや小型タンクスケールに向く。

 ロードセルに許容過負荷を超える負荷がかかると、性能・機能が損なわれる。そのため、実際の計量物の仕様よりも定格容量の大きなロードセルを選ぶことが多いという。すなわち選定の際は[1]定格容量>計量物+風袋、[2]許容過負荷+軽量物+風袋+載せ降ろしの衝撃荷重の両方を満たすモデルを選ぶ必要がある。

 通常のロードセルは許容過負荷が定格容量の150~200%なので、計量物の載せ降ろしの衝撃荷重が大きい場合は[2]を満たせず、より大きな定格容量のモデルを選ぶことになる。だが、必要以上に大きな定格容量のものを使うと、感度が不足して精密に軽量できなくなってしまう。それに対して同シリーズは[1]を満たすだけでよく、同じ計量物を測定したとき、ストッパーなしのロードセルに比べて精密に測定できるという。

 同シリーズは従来、定格容量が58.84N(約6kgf)の「同K006」から294.2N(約30kgf)の「同K030」まで、5モデルの構成だった。新モデルの追加により、対応できる用途を拡大した。