2出力に対応した高電力密度の絶縁型DC-DCコンバーター
2出力に対応した高電力密度の絶縁型DC-DCコンバーター
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 TDKは、高電力密度の絶縁型DC-DCコンバーターモジュール「CCGシリーズ」に、2出力に対応した品種を追加した(ニュースリリース)。CCGシリーズは、実装面積が1インチ×1インチ(25.4mm×25.4mm)と小さいながらも、30Wの出力が得られる高出力密度が特徴である。これまでは単出力品を製品化していたが、今回これに2出力品を追加した。このため「アナログ部品への電力供給が可能になった」(同社)としている。無線通信基地局やサーバー、半導体製造装置、計測器、産業機器の制御基板などに向ける。

 最大出力電力が30Wの「CCG30-D」と15Wの「CCG15-D」の2製品を用意した。どちらも入力電圧範囲は+9〜36V、もしくは+18〜76Vに対応する。出力電圧は固定で、±12Vもしくは±15V。出力電流は、30W出力品が1.0〜1.25A、15W出力品が0.5〜0.65A。変換効率は、30W品が92%(+18〜76V入力時)もしくは91%(+9〜36V入力時)、15W品が90%(+9〜36V入力時と+18〜76V入力時)である。入出力間の耐電圧は1500V(1分間)。安全規格として、「UL/CSA/EN 60950-1」や、「UL/CSA/EN 62368-1」に準拠する。

 ケースはEMIを低減するために6面シールド構造を採用した。金属ケースに加えて、底面も基板Cu(銅)箔でシールドした。外形寸法は25.4mm×9.9mm×25.4mm)。動作温度範囲は−40〜+85℃。出力ディレーティングが必要。すでに量産を始めている。量産規模は100万台/年。標準価格(予定)は30W出力品が3500円、15W出力品が2700円である。