米Synopsys(シノプシス)社は、消費電力解析用EDAツール(ソフトウエア)の「PrimePower」を発表した(ニュースリリース)。業界で広く使われているタイミング解析ツール「PrimeTime」と連動し、インプリメンテーション設計の初期段階のRTL(Register Transfer Level)からECO(Engineering Change of Order)、サインオフまで適用できる。

新製品の「PrimePower」はインプリテーション設計を通して利用できる。Synopsysの図
新製品の「PrimePower」はインプリテーション設計を通して利用できる。Synopsysの図
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 PrimeTimeと同様に、入力信号パターンなしで(ベクトルフリーで)フルチップのダイナミック消費電力とエレクトロマイグレーションが解析できるという。消費電力に関しては、ピーク値、平均値、クロックネットの消費電力など、各種の値を解析可能である。同社の論理エミュレーター「Zebu」とのネイティブインターフェースを備えており、システムレベルの消費電力解析にも対応するという。ニュースリリースには、中国HiSilicon Technology社がユーザーとしてコメントを寄せている。AI処理機能を持ったSoCの設計に適用したという。