「CISPR22/EN55022」などのEMI規制値をクリアできる降圧型DC-DC コンバーター
「CISPR22/EN55022」などのEMI規制値をクリアできる降圧型DC-DC コンバーター
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 米Maxim Integrated社は、「CISPR 22」や「EN 55022クラスA/B」といったEMC/EMI規制値をクリアできる降圧型DC-DCコンバーター「Himalaya」を発売した(ニュースリリース)。ICとモジュールの両方を発売した。同社によると、「EMI規制値のクリアは、電子機器メーカーにとって、重要な設計課題である。設計工程の終盤で規制値をクリアできなければ、設計の修正が必要になり、最悪の場合、設計を最初からやり直す必要がある。発売したIC/モジュールは、EMI規制値をクリアすることを念頭に開発したため,設計の修正や再設計を大幅に減らしたり、完全になくしたりできるため、電子機器の市場への投入時間を短縮できる」としている。産業機器やビルオートメーション機器、FA機器、通信機器、民生機器などに向ける。

 降圧型DC-DCコンバーターICは11製品を用意した。いずれもスイッチング素子を集積しており、同期整流方式に対応する。最大入力電圧が+60Vの製品と、+42Vの製品を用意した。最大出力電流は25m〜5Aの範囲である。例えば、+42V入力で、最大3.5A出力の「MAX17544」の特性は以下の通り。入力電圧(VIN)範囲は+4.5〜42V。出力電圧は、+0.9V〜VIN×0.9の範囲で設定できる。スイッチング周波数は100k〜2.2MHzの範囲で設定できる。変換効率はピーク値で90%超が得られるという。シャットダウン時の消費電流は2.8μAである。パッケージは、実装面積が5mm×5mmの20端子TQFN、動作温度範囲は−40〜+125℃である。

 降圧型DC-DCコンバーターモジュールは5製品を用意した。いずれも降圧型DC-DCコンバーターICと、インダクター、抵抗器、コンデンサーを内蔵する。例えば、入力電圧範囲が+4.5〜76Vで、最大出力電流が1Aの「MAXM17761」の特性は以下の通り。出力電圧は、+4.5〜5Vの範囲で設定できる。スイッチング周波数は180k〜537kHzの範囲で設定可能だ。パッケージの外形寸法は6.5mm×10mm×2.92mmで、28端子。動作温度範囲は−40〜+125℃。

 ICとモジュールどちらも、価格を明らかにしていない