27〜36Vと高い電源電圧で動作するオペアンプIC
27〜36Vと高い電源電圧で動作するオペアンプIC
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 米Texas Instruments(TI)社は、+27〜36Vと高い電源電圧で動作するオペアンプICを3製品発売した(ニュースリリース)。「OPA2810」は、最大+27Vの電源電圧で動作するデュアル構成のJFET(接合型FET)入力のオペアンプIC。「THS3491」は、最大+32Vの電源電圧で動作する電流帰還型オペアンプIC。「OPA189」は、最大+36V入力の「ゼロドリフト」タイプのオペアンプICである。「3製品いずれも、周波数帯域幅とスルーレートが競合他社品に比べて2倍という点が特徴」(同社)という。テスト機器や計測器、医療機器、データアクイジション機器などに向ける。

 OPA2810の電源電圧範囲は+4.75〜27V。入力オフセット電圧は±500μV(最大値)で、その温度ドリフトは±2μV/℃(標準値)。入力バイアス電流は2pA(標準値)。オープンループ電圧利得は110dB(標準値)。利得帯域幅積(GB積)は70MHz(標準値)。小信号の周波数帯域は120MHz(標準値)。スルーレートは180V/μs(標準値)。入力換算雑音電圧密度は5.7nV/√Hz(100kHzにおける標準値)。レール・ツー・レール入出力に対応する。消費電流はチャネル当たり(1回路当たり)3.6mA。パッケージは、8端子SOT-23と8端子VSSOPを用意した。動作温度範囲は−40〜+125℃。1000個購入時の米国での参考単価は1.98米ドルからである。

 OPA189の電源電圧範囲は+4.5〜36V。入力オフセット電圧は±3μV(最大値)で、その温度ドリフトは±0.005μV/℃(標準値)。入力バイアス電流は±70pA(標準値)。オープンループ電圧利得は170dB(標準値)。利得帯域幅積(GB積)は14MHz(標準値)。利得1の周波数帯域は8MHz(標準値)。スルーレートは20V/μs(標準値)。入力換算雑音電圧密度は5.2nV/√Hz(1kHzにおける標準値)。コモンモード電圧除去比(CMRR)は168dB(標準値)。レール・ツー・レール入出力に対応する。マルチプレクサー回路に向くという。パッケージは8端子SOP。動作温度範囲は−40〜+125℃。1000個購入時の米国での参考単価は0.96米ドルからである。

 THS3491の電源電圧範囲は+14〜32V、もしくは±7V〜±16Vである。入力オフセット電圧は±2mV(最大値)で、その温度ドリフトは3μV/℃(標準値)。入力バイアス電流は±7μA(最大値)。小信号の周波数帯域幅は900MHz(標準値)と広い。スルーレートは8000V/μs(標準値)。入力換算雑音電圧密度は1.7nV/√Hz(100kHzにおける標準値)。出力振幅は28Vppで、駆動能力は±420mA(最大値)と大きい。パッケージは、8端子SOPと16端子VQFNを用意した。動作温度範囲は−40〜+85℃。1000個購入時の米国での参考単価は6.20米ドルからである。