「UL508」規格の認定を取得した産業機器向けフォトリレー
「UL508」規格の認定を取得した産業機器向けフォトリレー
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 東芝デバイス&ストレージは、米国の安全規格である「UL508」の認定を取得したフォトリレーを8製品発売した(ニュースリリース)。同社によると、「ワールドワイド展開する産業機器に使用するフォトリレーは、UL508規格への準拠が必須」という。例えば、発売した製品は、UL508規格の中で定義されている「固体リレー(フォトリレー)内の樹脂温度制約が+105℃上限」をクリア可能だ。このほか「UL1577」規格の認定を取得しているため、幅広い産業機器への搭載が可能になるとしている。具体的な用途としては、プログラマブル・ロジック・コントローラー(PLC)や、入出力インターフェース機器、ビルオートメーション機器、機械式リレーの置き換えなどを挙げている。

 8製品いずれも、フォトMOSFETと赤外光LEDを光結合させたもの。8製品の違いは、パッケージや阻止電圧などにある。「TLP172GM」と「TLP176AM」、「TLP3122A」の3製品は4端子SO6パッケージ封止。「TLP240A」と「TLP240D」、「TLP240G」、「TLP240GA」、「TLP240J」の5製品のパッケージは4端子DIPである。

 例えば、TLP172GMの特性は以下の通り。阻止電圧は350V。オン電流は0.110A。トリガーLED電流は3mA(最大値)。オン抵抗は標準値が22Ω、最大値が35Ω。端子間容量は30pF(標準値)。ターンオン時間は1ms(最大値)、ターンオフ時間は0.5ms(最大値)である。最大ケース温度は+105℃を確保した。動作温度範囲は−40〜+85℃である。すでに量産出荷を始めている。価格は明らかにしていない。