28Vの過電圧保護を備えるUSB PD向け入力保護スイッチIC
28Vの過電圧保護を備えるUSB PD向け入力保護スイッチIC
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 米Alpha and Omega Semiconductor社は、最大+28Vの過電圧保護機能を備えるUSB Type-C PD(Power Delivery)向け入力保護スイッチIC「AOZ1376」を発売した(ニュースリリース)。バック・ツー・バック接続したパワーMOSFETと、ゲートドライバー回路、制御ロジック回路などを1チップに集積した。同社が「TRCB(True Reverse Current Blocking)」と呼ぶ逆電流阻止機能を備える。入力電圧範囲は+3.4〜22Vで、USB Type-C PD仕様に対応する。Thunderbolt端子やUSB Type-C PD端子を備えるノートパソコンや、ウルトラブック、ドッキングステーションなどに向ける。

 パワーMOSFETのオン抵抗は20mΩ(標準値)と小さい。ターンオン時の遅延時間は20ms(最大値)。ターンオン時の立ち上がり時間は1.2ms(標準値)。自動リスタートのインターバル時間は64ms(標準値)である。ソフトスタート時間は、ユーザーが設定できる。入力電圧の低電圧ロックアウト機能や、入力/出力電圧の過電圧ロックアウト機能、サーマルシャットダウン機能を備える。入力端子と出力端子の静電気放電(ESD)耐圧は、人体帯電モデル(HBM)で±4kVを確保した。そのほかの端子のESD耐圧は、HBMで±4kVである。パッケージは、実装面積が3mm×3mmの12端子DFN。動作温度範囲は−40〜+85℃。すでに量産出荷を始めている。1000個購入時の米国での参考単価は2.25米ドルである。