「AEC-Q200」に準拠した150W定格の厚膜抵抗器
「AEC-Q200」に準拠した150W定格の厚膜抵抗器
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 米Vishay Intertechnology社は、車載用電子部品の品質規格「AEC-Q200」に準拠した150W定格(ケース温度が+45℃のとき)の厚膜抵抗器「LTO150」を発売した(ニュースリリース)。TO247パッケージに封止した。裏面には放熱用電極を搭載しており、その部分を直接ヒートシンク上に実装することが可能だ。特徴は、「TO247パッケージ封止の競合他社品に比べて、放熱特性が最大70%高い点にある。さらに、扱える電力についても30%改善できる」としている。電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)に搭載するインバーター(DC-ACコンバーター)やDC-DCコンバーター、オンボード充電器の予備充電/放電用抵抗に使える。

 アルミナ基板の上に厚膜による抵抗素子を形成し、樹脂でモールドした抵抗器である。抵抗値の範囲は0.03M〜1.3MΩである。抵抗値の誤差は±1%品、±2%品、±5%品、±10%品を用意した。抵抗値の温度係数は±200ppm/℃品と、±350ppm/℃品、±900ppm/℃品がある。非誘導性である。使用温度範囲は−55〜+175℃。すでにサンプル出荷と量産出荷を始めている。価格は明らかにしていない。