最大出力電流が2Aの昇降圧型DC-DCコンバーターIC
最大出力電流が2Aの昇降圧型DC-DCコンバーターIC
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 米Diodes社は、連続時の最大出力電流が2Aと大きい昇降圧型DC-DCコンバーターIC「AP72200」を発売した(ニュースリリース)。Hブリッジ構成、すなわち4スイッチ構成を採用した。2個のハイサイドスイッチ(MOSFET)と、2個のローサイドスイッチ(MOSFET)を集積した。同期整流方式に対応する。変換効率は最大で97%が得られるという(入力電圧が+2.9V以上で、出力電圧が+3.4Vのとき)。スマートフォンや、タブレット端末、携帯型民生機器などに向ける。

 フィードバックループの制御方式は電流モードである。このため高い過渡負荷応答特性が得られるという。集積した4つのMOSFETのオン抵抗は25mΩ(標準値)である。入力電圧範囲は+2.3〜5.5V。出力電圧は+2.6〜5.14Vの範囲で、I2Cインターフェースを介して20mVステップでユーザーが設定できる。出力電圧の誤差は±1%である。スイッチング周波数は2.5MHz(標準値)。PWMモードとPFMモードを切り替える端子を用意した。

 低電圧ロックアウト(UVLO)機能や、過熱保護機能、過電流保護機能、短絡保護機能、逆電流保護機能などを搭載した。シャットダウン時の消費電流は1μA(最大値)、待機時(ノンスイッチングモード時)は20μA、PFMモード時は29μAである。パッケージは、実装面積が2.125mm×1.750mmと小さい20端子WLCSP。動作温度範囲は−30〜+85℃。価格は明らかにしていない。