オン抵抗が9mΩの電圧検出機能付き負荷スイッチIC
オン抵抗が9mΩの電圧検出機能付き負荷スイッチIC
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 リコー電子デバイスは、オン抵抗が9mΩ(標準値)と小さい電圧検出機能付き負荷スイッチIC「R5542シリーズ」を発売した(製品紹介ページ)。nチャネル型のMOSFETを集積した。オン抵抗が小さいため、電圧ドロップを抑えられる。シャットダウンモード時の逆流を防止する回路(RCB:Reverse Current Blocking)を内蔵したバッテリー(電池)から負荷回路に電力を供給するスイッチに使える。具体的なアプリケーションとしては、スマートフォンやタブレット端末、ストレージ機器、携帯型電子機器などを挙げている。

 負荷スイッチ(MOSFET)や電圧検出機能のほか、ゲート電圧昇圧回路、ソフトスタート回路、チップイネーブル回路、UVLO(低電圧ロックアウト)回路などを集積した。負荷スイッチの入力電圧範囲は+2.3〜5.5V。最大出力電流は、DC時に6A、パルス時に12A(1ms幅で10%のデューティー比の場合)。ターンオン時間は2ms(標準値)。静止時の消費電流は30μA(最大値)で、スタンバイ時とシャットダウン時はどちらも1μA(最大値)である。電圧検出機能の動作電圧範囲は+1.2〜5.5V。電圧検出範囲は+2.0〜5.0Vの範囲において、0.1Vステップで指定できる。電圧検出の誤差は±2.0%で、温度係数は±100ppm/℃(標準値)。出力信号形式はCMOS。消費電流は1.0μA(標準値)である。

 パッケージは、実装面積が1.68mm×1.28mmと小さいWLCSP-12-P3。動作温度範囲は−40〜+85℃。価格は明らかにしていない。