村田製作所は、金属面に取り付けることができるUHF帯RFIDタグ「LXMSANMXMG-202」を開発した(ニュースリリース)。プラントや建設現場などで使われる鉄資材や物品、製造業における設備・備品などの固定資産の管理に向ける。

今回の製品「LXMSANMXMG-202」
(出所:村田製作所)

 金属面にRFIDタグを取り付ける場合、RFIDリーダーから放射される電波が金属面で反射して通信が遮断されるという課題があり、一定の空間を設ける必要があった。今回の製品は、同社が特許を持つ複数の技術によって、取り付けた金属面をアンテナの一部として活用することで、この課題を解決したという。また、金属面をアンテナとして活用するため、RFIDタグ単体に比べて金属面に貼り付けた状態では通信可能距離が伸びるとする。

 通信プロトコルは、UHF帯RFID規格ISO18000-63、EPC Global Gen2v2に準拠しており、最大10mの長距離通信が可能。また、IP67規格に準拠した防水性能を備えており、屋外での使用も可能。製品の大きさは31mm×85mm×5.5mm。2018年秋よりサンプル出荷を開始し、2019年初頭から量産する予定。