消費電力が790mWと小さい100Gbps対応クロック・データ・リカバリーIC
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 米Semtech社は、消費電力が790mW(出力信号振幅が1.5Vppのとき)と小さい100Gビット/秒対応のクロック・データ・リカバリー(CDR:Clock Data Recovery)IC「GN2106S」を開発し、量産を開始した(ニュースリリース)。同社のクロック・データ・リカバリーICファミリーである「ClearEdge」に含まれるものだ。同社によると、「業界最小の消費電力を実現した」という。100Gビット/秒対応のQSFP28 LR4光トランシーバーモジュールや、ER4光トランシーバーモジュールなどに向ける。

 クアッドチャネル(4回路)構成で、チャネル当たりのデータ伝送速度は24.0G〜28.1Gビット/秒である。従って、4つのチャネルを利用することで100Gビット/秒のデータ伝送速度に対応できる。電解吸収型変調器と半導体レーザーを集積したシングルエンド形式の変調器集積半導体レーザー(EML:Electro-absorption Modulated Laser)用ドライバー回路も集積した。パッケージは、実装面積が6mm×5mmと小さいFC-LFBGA。バイアス・ティー(バイアスT)用の受動部品も内蔵した。価格は明らかにしていない。

 なお、開発したクロック・データ・リカバリーICは、2018年9月5日〜8日の日程で中国の深センで開催中の「CIOE(The 19th China International Optoelectronic Exposition)」の同社ブース(1B02)でデモを披露する予定である。