カシオ計算機は、Androidプラットフォームを採用したハンディーターミナルの新製品として、「DT-X400」シリーズ6機種を2018年11月から順次、発売する(図、ニュースリリース)。持ちやすさと入力のしやすさを高めた。外形寸法は幅66(グリップ部:45)×奥行き196×高さ38(グリップ部:33)mm。充電池パックを装着したときの質量は約260g。握りやすい大きさにしたほか、本体上部やキー部に丸みを持たせるなど、操作性に配慮した。

図:「DT-X400」シリーズ
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 トリガーキーを従来あった本体中央と側面に加えて、新たに背面にも配置。荷物を持った状態で、片手で操作しなければならない時などに操作しやすくなった。スキャナーの角度が25°のモデルと60°のモデルを用意した。これらによって、倉庫内の棚のスキャンには前者を、直張り伝票や机上の書類のスキャンには後者を、と用途に合わせて選べる。また3.2型の高精細液晶を採用し、画面上に表示できる情報量も増やした。

 3mの高さからの落下に耐えられる強度や、IP67に準拠した防塵・防水構造を備える。リチウムイオン電池によって30時間、連続稼働できる。多数の機器の設定を簡略化するツールや、パソコンとのファイルのやり取りをしやすくするツールなど、導入や運用を支援するソフトも用意した。

 半導体レーザースキャナーを採用した「同10」と、C-MOSイメージャースキャナーを搭載した「同20」「同C21」「同WC21」「同C31」「同WC31」をそろえる。そのうち同C21/WC21/C31/WC31はカメラ機能とNFC(Near Field Communication)を装備。さらに同WC21/WC31はワイヤレスWANに対応し、屋外でもリアルタイムでのデータ通信による運用が可能。音声通話にも対応する。サンプル価格は、16万9000〜23万7000円(税別)前後の見込み。