ドイツ・アウディ(Audi)は2018年9月10日、米国サンフランシスコで9月17日に発表する電気自動車「e-tron」の北米モデルに、料金収受システム(Integrated Toll Module;ITM)を標準装備すると発表した。ITMは米ジェンテックス(Gentex)製で自動調光機能付きルームミラーに一体化した。アウディモデルで最初の路車間通信(V2I)システムとなる。

(写真:Audi)
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 ミラーに一体化したことで複数の有料道路用タグをフロントガラスに貼る必要はなくなる。米国やカナダ、メキシコのほとんどの有料道路において自動で料金収受が可能となる。ユーザーの口座登録、ITMのオン/オフ、乗員多数車両専用レーン(HOV:High Occupancy Vehicle)や乗員多数車両無料レーン(HOT:High Occupancy Toll)の乗員設定変更などは、車載インフォテインメントシステム「MMI」で調整できる。

 e-tronは5人乗りのミッドサイズSUVで、2019年前半に発売開始の予定。Audiは2020年までに3種類のEVを発売する計画で、その第1弾となる。同社の顧客の30%は、2025年までにEVユーザーになるものと見ている。