GSIクレオス(本社東京)は、型内塗装技術を搭載した射出成形機「ColorForm成形機」の輸入販売を本格化する(図、ニュースリリース)。ドイツのクラウスマッファイテクノロジー(KraussMaffei Technologie、以下KraussMaffei)が製造するもの。GSIクレオスは日本における販売窓口を担う。

図:「ColorForm成形機」
図:「ColorForm成形機」
(出所:GSIクレオス)
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 同成形機は型内塗装技術により、樹脂成形から塗装までを1工程で実現する。スプレー塗装に必要な前処理や乾燥、搬送、工程検査などの作業が不要なため、作業時間の短縮やコスト低減が可能。溶剤を使用せず環境負荷を抑えられることから、欧州では自動車部品やOA機器、家具、家電などの製造に採用され始めているという。

 GSIクレオスは従来、KraussMaffeiのRTM(Resin Transfer Molding)装置や射出成形機を自動車・自動車部品メーカーに供給してきた。今回、そのラインアップに同成形機を加えたことで、KraussMaffei製の全ての射出成形機を取り扱うことになる。

 既に、岐阜多田精機(本社岐阜市)へのデモ機導入が決まっている。GSIクレオスは、これを機にニーズを掘り起こし、採用実績を増やす狙いだ。さらに今後は、RTM装置と射出成形機の事業展開と並行して技術サポートやメンテナンスサービスの体制も整える。