ルネサス エレクトロニクスの発表によると(ニュースリリース)、同社の「RX65N」マイコンがロボット用フレームワーク「ROS 2」向けに標準化が進む通信規格「DDS-XRCE」をサポートし、ROS 2の通信実証に成功した。これは、同社にとって、ロボット向けのソリューションを展開する第一歩に当たるという。

通信実証の系。ルネサスの図
通信実証の系。ルネサスの図
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 今回の通信実証では、RX65N(関連記事)を搭載した評価ボードをロボットの目や耳となるセンサー、および手足となるアクチュエーターに見立て、制御・通信が行えることを確認した。RX65Nには、スペインeProsima社のDDS-XRCE対応ソフトウエア「Micro XRCE-DDS client」を実装し、同社の「Micro XRCE-DDS agent」が載るPCとの間で、DDS-XRCE準拠のROS 2通信を行った。

 ルネサスによれば、RX65NがDDS-XRCEをサポートすることにより、ユーザーはロボットシステムのエンドポイントに搭載されるセンサーやアクチュエーター/モーターを制御するソフトウエアの開発が容易になるという。

 同社は、今回の通信実証に使用したソフトウエアを、オープンソースとして2018年第4四半期中に公開する予定である。また、今回の通信実証のデモンストレーションが、ET&IoT Technology展(2018年11月14日~16日、パシフィコ横浜)の「コア」のブースで行われるという。