1700V耐圧のハーフブリッジ・ゲート・ドライバーIC
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 伊仏合弁STMicroelectronics社は、+1700V耐圧のガルバニック絶縁を備えたハーフブリッジ・ゲート・ドライバーIC「STGAP2D」を発売した(ニュースリリース)。デュアルチャネルのゲートドライバーICであり、ハーフブリッジ回路を駆動できる。最大駆動能力は、シンク(吸い込み)時とソース(吐き出し)時のどちらも4Aである。ユニポーラー駆動とバイポーラー駆動の両方に対応する。絶縁機能とゲートドライバー機能を1チップに集積したため、ディスクリート構成の場合に比べて、プリント基板上の実装面積を削減できるとする。産業機器やFA機器、家電機器、ファンのモーター駆動回路や、600V/1200V対応のインバーター回路、バッテリー充電器、誘導加熱器、溶接機、無停電電源装置(UPS)、スイッチング電源ユニットなどに向ける。

 ゲート駆動電圧は最大+26V。ターンオン時とターンオフ時の伝搬遅延時間はどちらも80ns(標準値)。立ち上がり時間と立ち下がり時間はどちらも30ns。伝搬遅延時間のチャネル間のマッチング特性は20ns(最大値)。瞬時コモンモード除去電圧(CMTI)は100V/μsを確保した。制御入力信号は、振幅が+3.3Vもしくは+5VのTTL/CMOSレベルに対応する。スイッチング周波数は最大1MHzに対応可能だ。インターロック機能や低電圧ロックアウト(UVLO)機能、SD端子/BRAKE端子を備える。パッケージは16端子SOP。動作温度範囲は−40〜+125℃。すでに量産を始めている。1000個購入時の米国での参考単価は2.17米ドルからである。