100MHzの動作周波数に対応した双方向の8ビット・レベル・シフトIC
100MHzの動作周波数に対応した双方向の8ビット・レベル・シフトIC
[画像のクリックで拡大表示]

 米Diodes社は、最大100MHzの動作周波数に対応した双方向の8ビット・レベル・シフトIC「PI4ULS5V108」を発売した(ニュースリリース)。電源電圧が異なるICの間を接続するインターフェース回路の信号レベルの変換に使える。特徴は、接続するインターフェースが最大30pFの容量性負荷であっても、アップトランスレーション(信号レベルを高める変換)の場合もダウントランスレーション(信号レベルを低くする変換)の場合も、最大で100MHzの動作周波数に対応できることだ。なお、容量性負荷が50pFのときの最大動作周波数は、アップトランスレーションとダウントランスレーションどちらも40MHzである。

 対応するインターフェースはGPIO(汎用入出力)や、MDIO(Management Data Input/Output)、SDIO(Secure Digital Input/Output)、UART、SMBus、PMBus、I2C、SPIなどである。携帯電話機や携帯型電子機器、パソコン、サーバー、通信/ネットワーク機器、民生機器などに向ける。

 入出力端子は、Aポート側とBポート側どちらも+0.95〜+5Vに対応する。+0.95Vを+5Vに、+5Vを+0.95Vに、+1.8Vを+3.3Vに、+3.3Vを+1.8Vになどの変換が可能だ。オン抵抗は、Aポート側が+3.3VでBポート側が+5V、出力電流が64mAのときに8Ω(標準値)である。流せる電流は最大64mA。「オン抵抗が低いため、インターフェースを伝送する信号波形に与える悪影響は少ない」(同社)という。各入出力端子の静電気放電(ESD)耐圧は、人体帯電モデル(HBM)で±8kV、デバイス帯電モデル(CDM)で±1kVを確保した。パッケージは、実装面積が2.5mm×4.5mmの20端子VQFNのほか、20端子TSSOPを用意した。動作温度範囲は−40〜+125℃。価格は明らかにしていない。