キャプテンインダストリーズ(本社東京)は、シャフトの形状を高速で測定できる装置「シュナイダー(Schneider)光学式シャフト測定機 WMB350」を2019年1月上旬に発売する(図、ニュースリリース)。投影機やマイクロメーター、真円度測定機といった専用測定装置を1台に置き換えられるもので、ロボットと組み合わせれば加工から測定までの自動化も図れる。製造はドイツのシュナイダー(Schneider)。

図:「シュナイダー(Schneider)光学式シャフト測定機 WMB350」
図:「シュナイダー(Schneider)光学式シャフト測定機 WMB350」
(出所:キャプテンインダストリーズ)
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 同装置は、2048×2448ピクセルのCMOSモノクロカメラや30×40mmの視野角を持つ非接触テレセントリック光学系レンズを搭載している。ワークを装置内にセットすると自動で形状をスキャンし、タッチパネルディスプレーに表示。ディスプレーをタッチして測定が必要な箇所を指定するだけで、プログラムを作成できる。その後、実行ボタンを押すことで、自動かつ非接触で複数の測定点を瞬時に測る。非接触のためワークを傷つける恐れがない上、再現性の高いデータを得られるという。

 デジタルズーム機能によってR部などの微細な箇所も測れる。測定した要素から、長さや角度、直径、半径、面取りを数秒で表示する。約300mmのシャフトの20カ所を測る場合、従来は10分かかっていた工程を約30秒で終えられるという。測定結果は、評価レポートとして出力できる。

 プログラム時に手作業で交差を入力する他、測定寸法を基にした自動入力も可能。オプションで幾何交差の測定にも対応する。同じくオプションで、電動・デジタル回転軸や各種クランプツールを用意する。ハンドリングシステムとハンドリングロボットの接続も可能だ。

 直径40mm×長さ350mm、質量10kgまでのワークを測定でき、分解能は0.0001mm、角度分解能は0.001°。装置の外形寸法は幅1000×奥行き640×高さ1025mm、質量は150kgである。