製品&サービス
目次
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KELK、モーターの排熱で稼働する振動センサー
KELK(神奈川県平塚市)は、熱電発電モジュール「KELGEN」(ケルジェン)を搭載した製品のラインアップを拡充する。従来の熱電対センサーデバイス「KSGD-ST」とアナログ入力デバイス「同SA」に加えて、FFT(高速フーリエ変換)解析機能を備えた振動センサーデバイス「同SV3」、センサーデバイス…
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「業界最少の静止時消費電流」、TIが降圧型DC-DCコンバーターIC
米Texas Instruments(TI)社は、静止時(無負荷時)の消費電流が60nA(標準値)と少ない降圧型DC-DCコンバーターIC「TPS62840」を発売した。「静止時消費電流は業界最最少であり、同等性能の競合他社品と比較して約1/3に抑えた」(同社)。さらに、出力電流が1μAの軽負荷時…
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大きなソース電極の新型パッケージに封止したMOSFET、米A&Oが発売
米Alpha and Omega Semiconductor(A&O)社は、広い面積のソース電極を裏面に設けた新型パッケージに封止した+40V耐圧のパワーMOSFET「AOE66410」を発売した。nチャネル品である。今回の新型パッケージを採用することで、パッケージの抵抗とインダクタンスを低減でき…
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クアルコムが「Snapdragon 855」の新版、CPUとGPUを強化
米Qualcomm(クアルコム)は2019年7月15日、5G、ゲーム、AI、XR(VRやARなどの総称)端末向けプラットフォーム「Qualcomm Snapdragon 855 Plus」を発表した。
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レノボ・ジャパンがエッジコンピューティングに参入、「ThinkCentre M90n-1 Nano IoT」発売
レノボ・ジャパンは2019年7月16日、エッジコンピューティング向けデバイスに参入し、超小型パソコンの新製品として「ThinkCentre M90n-1 Nano IoT」と「ThinkCentre M90n-1 Nano」を同日から販売すると発表した。
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シーメンスの無償CADプログラム、板金ネット受注など国内5社が参加
シーメンスデジタルインダストリーズソフトウエアはスタートアップ向けのCAD無償提供プログラムに国内5社が参加していると明らかにした。世界では43カ国の1000社以上が参加。資本金100万米ドル以内、年間売上高100万米ドル以内、創立から3年未満の企業に対して3D-CAD「Solid Edge Pr…
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スマートウォッチなどに向けた小型の環境光センサーIC、Vishayが発売
米Vishay Intertechnology社は、外形寸法が2mm×2mm×0.4mmと小さい表面実装パッケージに封止した環境光センサー(ALS:Ambient Light Sensor)IC「VEML6035」を発売した。同社独自のウエハーレベル光フィルター技術「Filtron」を適用すること…
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「業界最高の変換効率」、ロームが1A出力の昇降圧型DC-DCコンバーターICを発売
ロームは、変換効率が97%(出力電流200mAのとき)と高い昇降圧型DC-DCコンバーターIC「BD83070GWL」を発売した。同社によると、「業界最高の変換効率を達成した」という。さらに、ICの自己消費電流は2.9μAと少ないため、「一般的な製品に比べると、出力電流が100μAのスタンバイ時に…
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リモート・キーレス・エントリーに向けた3軸加速度センサーIC、STマイクロが発売
伊仏合弁STMicroelectronics(STマイクロ)社は、パッシブ方式のリモート・キーレス・エントリーに対応したキーフォブに向けた3軸加速度センサーIC「AIS2DW12」を発売した。発売したICをキーフォブに搭載することで、セキュリティー性能を高められるという。
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Xコンデンサーを放電可能なLLC電流共振型電源用制御IC、新電元工業が発売
新電元工業は、Xコンデンサー放電機能を搭載したLLC電流共振型電源用制御IC「MCZ5216ST」を発売した。同社従来品である「MCZ5211ST」に、Xコンデンサー放電機能を追加したICである。Xコンデンサーとは、電源回路の1次側において、高電圧ラインとグラウンドラインの間に挿入するコンデンサー…
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定格電流が35.4 Aと大きいパワー用インダクター、KEMETが5.3mm×5.0mm品を発売
米KEMET社は、定格電流が最大で35.4Aと大きいパワー(電源)用インダクター「METCOMシリーズ」を発売した。Cu(銅)製の巻線コイルを金属磁性材料で覆った構造を採用する。いわゆる「メタル・コンポジット・タイプ」のインダクターである。このタイプの特徴は、磁気飽和特性に優れている点にある。一方…
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カーナビの開放ポートを1分で発見、キーサイトの自動車向けセキュリティー試験機
キーサイト・テクノロジーは、自動車業界向けに車載機器のセキュリティー対策に向けた自動車用サイバーセキュリティーペネトレーション(侵入)テストプラットフォームについて、同社の展示イベント「Keysight World 2019 東京」(2019年7月11~12日)で発表した。テレマティクスなどの車載…
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0.5〜100%で調光できるLEDドライバーIC、80V入力品をインフィニオンが発売
独Infineon Technologies(インフィニオン)社は、出力電流の0.5〜100%の範囲での調光が可能なLEDドライバーIC「ILD8150」を発売した。入力電圧範囲は+8〜80Vと広い。安全特別低電圧(SELV:Safety Extra Low Voltage)回路への対応が求められ…
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体積を最大49%削減した単一出力のスイッチング電源、コーセルが発売
コーセルは、外形寸法を小型化した単一出力のスイッチング電源モジュール「LHAシリーズ」を開発した。販売は2019年8月末に開始する予定だ。同社は、「AC-DC電源」と呼ぶ。同社従来品「LFAシリーズ」の後継機種である。「LFAシリーズは製品化から10年を経過し、市場からはさらなる小型化や高効率化の…
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IoTとAIで工場インフラ設備を可視化・分析するサービス
AIエンジニアリングは、IoTやAI(人工知能)を活用してユーティリティー設備の状態を可視化・分析するサービス「工場ドクター”FORS”」を展開する。第1弾として、水処理設備向けシステム「Suizin(水神)」を提供する。状況把握や情報伝達の遅延による事故を防ぎ、生産停止のリスク軽減を図る。
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ブレーキ・制動機構に特化し試作開発をWeb受注
自転車用ブレーキや車椅子部品などを製造する唐沢製作所(本社埼玉県草加市)は、ブレーキの試作・開発・製造を受注するWebサイト「ブレーキメーカー.com」を開設した。様々な製品の制動にかかわる部品の開発事例を掲載し、依頼を受け付ける。
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現代自動車、バルブの開閉時間を制御して燃費を5%向上
韓国・現代自動車(Hyundai Motor Group)は2019年7月3日、新しいエンジンバルブ制御技術「Continuously Variable Valve Duration(CVVD)」を発表した。
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オン抵抗を削減した600V/700V耐圧のSJ型パワーMOSFET、 米A & Oが発売
米Alpha and Omega Semiconductor社は、オン抵抗を削減した+600V/700V耐圧のスーパージャンクション(SJ)型パワーMOSFET「αMOS5ファミリー」を発売した。特徴は2つある。1つは、300mm(12インチ)ウエハーを使って量産すること。もう1つは、同社の前世代…
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中〜高光出力の車載照明に向けたLEDドライバー制御IC、米ダイオーズが発売
米Diodes(ダイオーズ)社は、中〜高光出力の車載照明に向けたリニア方式のLEDドライバー制御IC「AL5814Q」を発売した。スイッチング素子として、MOSFETもしくはバイポーラートランジスタを外付けして使用する。このため、IC内部の発熱量を最小限に抑えられる。車載用半導体ICの品質規格「A…
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175℃で動作が可能なダイオードとトランジスタ、車載向けにネクスペリアが発売
オランダNexperia(ネクスペリア)社は、+175℃動作が可能なSOT23(TO-236AB)パッケージ封止のスイッチングダイオード「BAS16/21」とトランジスタ「BC807/817」を発売した。同社従来品は、+150℃が定格温度だった。今回は、パッケージの許容損失(Ptot)を25%高め…