
〈出所:Getty Images、123RF〉
ITインフラ(システム基盤)の技術は、移り変わりが激しい。では、2019年にブレーク必至の技術は何か。IT分野のエキスパート5人による審査会を開催し、「ITインフラテクノロジーAWARD 2019」を選出。激論から導き出した“次に来る”技術を紹介する。
閉じる
ITインフラ(システム基盤)の技術は、移り変わりが激しい。では、2019年にブレーク必至の技術は何か。IT分野のエキスパート5人による審査会を開催し、「ITインフラテクノロジーAWARD 2019」を選出。激論から導き出した“次に来る”技術を紹介する。
DX(デジタルトランスフォーメーション)へのニーズの高まりを背景に、求められるITインフラの姿が大きく変わろうとしている。DXには、素早いシステム開発が欠かせない。ITインフラ基盤もこのスピード感に追従することが求められているのだ。
エッジ向けAIチップは、エッジ端末に搭載する機械学習計算に特化した半導体チップのことである。エッジ端末に専用チップを搭載し、画像処理などの計算をCPUよりも低消費電力で効率良く行う狙いがある。
ITインフラテクノロジーAWRD 2019の3位は、米インテルが開発した不揮発性メモリー製品「Intel Optane DC persistent memory」。DIMMスロットに挿入し、メインメモリーとして動作する。これまでのDRAMに比べて安価で大容量なことが特徴だ。
エンタープライズの世界で話題の「Java11」を推したい。Oracle JDKの有償化が問題になっているが、新しいガベージコレクションによる高速化やラムダ式でのvarによる型推論など、注目すべき新機能は多い。