前回は、営業担当者の提案力強化や営業スキル標準化を目的とした「セールスイネーブルメント」について解説した。

 営業現場改善のための時間を確保するには、現状の煩雑な業務プロセスの効率化が欠かせない。今回は、営業担当者の業務時間の大きな割合を占める契約業務の効率化と、紙の契約書の扱いによって発生するコスト削減のために導入が進んでいる「電子契約サービス」について解説する。

SalesTechを構成する電子契約システム/サービスとは

 本連載の第2回では、様々なSalesTechツールの中で、主に海外で注目が高まっている製品・サービスを整理した。図1はカスタマージャーニーに沿った営業活動(見込み客発掘、適切なアプローチ/コンテンツ提供、契約支援、ロイヤル化)を横軸に、「営業活動の特定領域の効率化/特定領域の管理」と「データ管理/予測分析」「人材育成」という視点を縦軸にプロットしたものだ。

図1●SalesTechの分類と注目製品・サービス領域
第2回の図2を編集し再掲した。今回は「電子契約」を対象とする。出典:ITR
[画像のクリックで拡大表示]

 第3回では、注目製品・サービスの中でも多くの企業が注目する「セールスイネーブルメント」について解説した。本連載ではこれから数回にわたって、契約支援フェーズの製品・サービスにフォーカスしていく。

 今回取り上げるのは「電子契約」である。上の図では「電子契約」と「契約更新/ライフサイクル管理」を並べて記載しているが、本稿では電子署名(E-Signiture)を使って企業間の電子契約を実現するための製品・サービスを対象とする。

この先は日経 xTECH Active会員の登録が必要です

日経xTECH Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。