今回は、「通話内容の録音」を真剣に検討すべきというのがテーマだ。電話でやり取りする際、通話内容を録音する行為自体は決して珍しくない。例えば、各種製品・サービスのサポートセンターやコンタクトセンターに電話で連絡すると、「品質向上のため、通話内容は録音されています……」といったガイダンスが流れることが多い。実際、体験したことがある人もいるだろう。

 考えてみれば、電子メールにしろビジネスチャットにしろ仕事で使うコミュニケーションツールのほとんどは、そのやり取りが全て記録されている。後で見返すことができるので、「言った言わない」といった勘違いを防げる。そもそも見積書や契約書などをやり取りする習慣は、口頭での取り引きで勘違いが起きるのを防いだのが始まりなのだろう。

 つまり、電話によるやり取りそのものが、今の時代に即していないというわけだ。筆者は普段、電話の利用を極力控えているが、それでも使わざるを得ない場合がある。言い間違いや勘違いでビジネスに影響が出る前に、通話内容の録音を検討しておくべきだろう。社内のキーマンであるITリーダーの皆さんは、録音のメリットをしっかりと把握したうえで、役に立ちそうな部署や社員にぜひ提案していただきたい。

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