メール配信システム大手のユミルリンクは2019年6月13日、EC(電子商取引)サイト顧客の買い忘れを防ぐ機能を同社の電子メール配信システムに追加した。商品を選んだまま長時間放置したり決済まで進まず離脱したりした顧客に対して、リマインドの電子メールを自動的に送付。ECサイト事業者の販売機会損失を防ぐ。

カートリマインド機能の概要
(出所:ユミルリンク)
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 同社のメール配信システム「Cuenote FC」に「カートリマインド」と呼ぶ機能を追加し、同日に提供を始めた。Cuenote FCの利用企業数は1500社、月間のメール配信数は42億通に上る。

 カートリマインド機能とはECサイトのカート(買い物かご)に商品を追加したものの、決済しないままになっている状態の顧客に通知するというもの。「かご落ち」や「カート放棄」などと呼ばれる状態を防ぎ、顧客に購入を促す。かご落ちやカート放棄はECサイト事業者における販売機会損失の大きな要因となっており、カート放棄率は6割超との調査結果もある。

 新機能を使うには、ECサイトのカートを管理するWebページに指定のJavaScriptを追加し、メールの文面や送信タイミングを設定する。送信タイミングは最短15分から任意に設定可能。

 新機能の利用料は初期費用が5万円、月額費用が3万5000円。Cuenote FCの利用料はクラウドサービス版が初期費用3万円、月額費用が5000円など(いずれも税別)。