ソフト開発などを手掛けるサイオステクノロジーは2019年6月20日、「サブスクリプション」型ビジネスの構築を支援する新サービス「SIOS bilink(サイオス ビリンク)」の提供開始を発表した。第1弾として、毎月発生する課金や原価配賦といったサブスク特有の業務処理を自動化。企業がサブスク型ビジネスを新たに始めたり、売り切り型からサブスク型へビジネス形態を切り替えたりするのを後押しする。

SIOS bilinkの概要
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 「ニーズに合った柔軟な料金体系を用意すれば、利用者の満足度が上がり収益の拡大を見込める。しかし、課金額の計算などは複雑になり企業の負荷は上がる」。同社の二瓶司プロフェッショナルサービス事業企画部APIエコノミー事業担当部長はこう話す。

 SIOS bilinkはサービス利用実績の収集から課金計算、請求書の作成までを自動化する。米マイクロソフト(Microsoft)のクラウドサービス「Azure」を使って提供するSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)版のほか、オンプレミス版も用意した。二瓶担当部長は「所有から利用への流れは依然と続いており、個人向けも企業向けもサブスクビジネスの需要は高い」と見る。

サイオステクノロジーの二瓶司プロフェッショナルサービス事業企画部APIエコノミー事業担当部長
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 SIOS bilinkは発表時点でベータ版の位置づけ。機能を順次拡充し、将来は顧客全体のサービス利用状況から適正価格を算出する機能の実装などを予定する。価格は個別見積もり。2023年12月末までに10億円の売り上げ目標を掲げる。