他組織での事件をきっかけにセキュリティを見直し

 様々なセキュリティ事故のニュースが世の中を騒がせている。特に現在は、クラウドが企業経営にとって欠かせないものになりつつある。ビジネスの安全性、信頼性を担保するには、クラウド環境に適したセキュリティ対策を検討することが重要になっているといえるだろう。そんな中、高い安全性を確保しながら、クラウドシフトを加速したのがアデランスだ。同社の取り組みを基に、そのポイントを見ていこう。

 男性向け「ADERANS」、女性向け「レディスアデランス」「FONTAINE」、毛髪移植「BOSLEY」、海外ウィッグ「HAIRCLUB」の5つのブランドを核として、トータルヘアソリューションをグローバルに展開するアデランス。時代と共に変わる顧客ニーズにきめ細かく対応し、ライフスタイルや利用シーンに応じた多彩な商品とサービスを提供している。

 多様化する顧客ニーズに対応するには、ITにも高度な俊敏性と柔軟性が求められる。そこで同社は、数年来、「クラウドシフト」に取り組んでいる。クラウドを積極的に活用することで、柔軟でスケーラブルなITインフラを確立しようと考えているのである。

株式会社アデランス
情報システム部
マネージャー
吉永 瑞樹氏

 加えて、同社がビジネス上の重要テーマに据えているのが情報保護だ。同社の商品は、顧客一人ひとりに合わせたオーダーメイドであるため、膨大な個人情報を取り扱う必要がある。企業としての信頼を守るためにも、これらをしっかりと保護することが求められる。

 「大手企業や公共団体で大規模情報漏えい事件が相次ぐのを目の当たりにして、攻撃がさらに悪質化していることを改めて実感。セキュリティ対策のさらなる強化が必要と考えました」とアデランスの吉永 瑞樹氏は振り返る。

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