パブリッククラウドへのバックアップで求められる3つの要件

≪取材・構成 ITライター・多聞 孝太郎≫

 企業システムのインフラの一部として、重要な役割を果たすようになってきたパブリッククラウド。モバイルワークを中心とした働き方改革の進展や、デジタル変革へのニーズの高まりによって、この傾向はさらに加速していくだろう。

 こうした中、「データ保護」の考え方も大きく変化している。ある調査(※1)によれば、パブリッククラウドを利用中の企業・組織では、既に98%がクラウドをデータ保護の一部に活用しているという。ユースケースとしては、モバイルデバイスのバックアップ、特定SaaSアプリケーションの保護、ディザスタリカバリーが上位となっている。

 なぜ、パブリッククラウドがデータ保護に利用されるようになっているのか。理由には、投資を抑えながら、短期間で新たな環境を用意できること、オンプレミスシステムよりもスケーラビリティを確保しやすいことなどが挙げられるだろう。しかし、そのメリットを十分に引き出すには、クラウド上で動くデータ保護ソリューション自体も要件を満たす必要がある。

 私が考えるポイントは、大きく図の3つだ。

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「クラウド型バックアップソリューション」3つの要件

 導入が簡単で、コストに響かず、オンプレでできることはほぼできる――。いずれも、クラウドが持つメリットを「殺さない」ために必須といえるだろう。

 実は、この3つの要件を満たすソリューションが、世の中には既に登場し始めている。百聞は一見に如かず。そこで筆者は今回、あるソリューションのワークショップに潜入し、構築方法やメリットを検証してきた。次ページ以降でその内容を紹介しよう。




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