資料の紹介
毎日、世界で数十億GBのデータが生み出されているという“データ爆発”の時代。企業が扱うデータの容量も急増、しかも多くの場合、様々な種類のストレージにそれらが散在している。これらを統合的に格納・管理し、高速に読み書きできるストレージ基盤が求められている。
データベースを使った業務アプリケーションはもちろん、アナリティクスやコグニティブコンピューティングなどの最新領域でも、定型/非定型の大量データに高速にアクセスしたいという要請は高まっている。ストレージ統合という課題も加わり、従来のネットワークファイルシステム(NFS)での対応は難しくなってきた。
本資料では、このような課題を解決する手立てとして、大量データを想定した設計の分散ファイルシステムを紹介する。一般的なNFSと違ってデータの転送と管理を複数のサーバーで分担することで、大規模構成での速度や効率の低下を抑える。階層ストレージ管理と組み合わせればコスト抑制も可能という。