資料の紹介

 プラスチックには大きく分けて、「熱可塑性樹脂」と「熱硬化性樹脂」の2種類がある。この2つの樹脂の使い分けのポイントを理解しておくと、試作や小ロット生産のパーツ作成の役に立つ。

 2種類の樹脂の違いについては、オムレツを例に説明する。チーズ入りオムレツを作る際、溶いた卵は液体だが、それをフライパンで熱すると固まって固体になる。一方、中に入れるチーズの方は、最初は個体だが卵の中で熱せられると粘性をもった液体になる。卵は冷ましても固体から液体に戻ることはない。これが「熱硬化性樹脂」と同様の特性だ。一方、チーズは冷ませば固体に戻り、再加熱すれば再び流動性を持つ。これは「熱可塑性樹脂」と同じ特性だ。

 熱硬化性樹脂は耐熱性が高い一方で、材料を再利用することができないという短所がある。一方、熱可塑性樹脂は安価に製造ができる利点がある。熱可塑性樹脂にも熱硬化性樹脂と同様の弾性や硬さの性質を備えているものがあり、これらの樹脂を使えば機能テストに適した試作パーツを、熱硬化性樹脂を使用するよりも早く、安価に製造できる。本資料では2つの樹脂の特性の違いを分かりやすく解説し、試作や小ロット生産で樹脂製パーツを発注する際の参考になる情報を提供する。

この先は日経 xTECH Active会員の登録が必要です

日経xTECH Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。