資料の紹介
建設分野のデジタル化が加速している。住宅設備機器・建材メーカーも、従来の設計技術だけでは、顧客の多様な要求に迅速に対応し受注を獲得することが難しくなってきた。そこで期待されているのが、建物の3Dモデルに、コストや仕上げ、管理情報などの属性データを付与し、あらゆる工程で活用するBIM(ビルディング インフォメーション モデリング)だ。
豪Con-form Groupは、ショッピングモールなど大型施設の屋上でエアコンや大型蓄電器などを固定・保護し、美観を保つための独自の軽量架台システムを手がけており、建築士や設計者を通じて顧客に提案している。しかし、従来のCADソフトでは部品表を生成できず、Excelで別途作成していたため、変更のたびに修正に多大な労力がかかっていた。
本資料では、同社がこの問題の解消に向け導入した3D CADソフトと、3Dコンフィギュレーションのクラウドサービスを紹介する。導入後、同社営業部門では顧客の要求に対応する時間が大幅に短縮。新規システムの提案でも、営業担当者が商談の場で、実現可能なシステムの全体像をビジュアル化して顧客に示せるようになったという。