資料の紹介
東洋シヤッターは2018年4月に、高速で開閉するシートシャッター「シュネルマイスターコンパクトタイプ」の生産と販売を開始した。同社は2011年からドイツのハーマンKG製の高速シートシャッターを日本で販売しており、今回、ライセンス契約を結んで国内生産に移行。納期の短縮を図る。
同製品は、巻き取りシャフトの中に駆動モーターを収納しているので、取り付けに必要な空間が小さいのが特徴だ。巻き取ったシートを納めるケースの寸法は、高さが335mm、出幅が375mm。開口のそでに必要な寸法は最大で、片側127mmで済む。
開放時の速度は毎秒1.5m、閉鎖時は同0.8m。開放速度は一般的な鋼製シャッターの約25倍に当たるという。工場や倉庫の開口部や、屋内の間仕切りに設置することで、人や物の出入りの効率を上げるとともに、冷気や暖気の流出入を抑える省エネ面、防じんや防虫といった衛生面の効果を高められる。