キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下キヤノンITS)は、超高速開発(ローコード開発)プラットフォーム「Web Performer(ウェブパフォーマ)」を搭載したWebアプリケーション開発環境と実行環境をスピーディーに利用できるクラウドプラットフォーム「WebPerformer Cloud(ウェブパフォーマ クラウド)」を2020年1月31日より販売開始します。

多くの日本企業は、将来の成長や競争力強化のためにクラウド化の推進やIoT・AIなどの技術を活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みを進めています。しかし、最先端のデジタル技術を担うIT人材は、2025年には43万人不足すると予想されており、システム開発現場における開発スタイルの変革が喫緊の課題となっています。

このような状況の中、キヤノンITSはAmazon Web Services(以下AWS)上で「Web Performer(※1)」を搭載したクラウドプラットフォーム「WebPerformer Cloud」を2020年1月31日より販売します。AWS Elastic BeanstalkやAmazon RDSといったマネージドサービスを活用することで、従来は数日から数か月かかっていた開発着手前の準備作業や開発後の環境維持の工数を軽減することにより、開発サイクルの高速化を実現しました。具体的には、開発用PCにJava等のWebアプリケーション開発環境をセットアップすることなく、すぐにWebアプリケーション開発が行えます。実行環境もセットで提供しますので、開発後もすぐにWebアプリケーションを稼働させることができます。また、構成管理やWebアプリケーションの自動デプロイ、データのバックアップ/監視、障害復旧の自動化等、クラウドならではのアプリケーション運用を容易に実現できます。
2020年5月末には、Webアプリケーションの実行環境に対し、負荷分散等を実現することができるサービスをリリースする予定です。

キヤノンITSは、「Web Performer」の機能を継続して拡張することで、ERP周辺開発やニアショア開発プロジェクトへの適用等、自動生成プラットフォームによる開発の市場拡大を図っていきます。2022年までに50億円(導入支援、システム開発を含む)の売上を目指し、1,000社を超える既存のWeb Performerユーザー様にもWebPerformer Cloudを活用する新たな価値を提供していく他、50社を超えるWeb Performerパートナー企業との協業強化により全国規模での市場拡大を狙います。

<WebPerformer Cloudの特長>
■開発に必要なものはパソコンとブラウザのみ。迅速なWebアプリケーション開発が可能
Web Performerによる開発に必要な環境(OS、Java、アプリケーションサーバー、データベース、Eclipse、バージョン管理環境等)と「Ericom AccessNow(※2)」を、AWS上で、オールインワンで提供します。そのため、開発開始時の環境構築作業の煩わしさを感じることなく、パソコンとブラウザさえあれば、どこでも、すぐにWebアプリケーション開発をスタートさせることができます。開発環境にはAWS CodeCommitを活用した開発モジュールを管理する構成管理機能も統合しており、継続的インテグレーションの実装や複数人によるチーム開発やニアショア開発にも効果的に適用できます。

■Webアプリケーションの実行環境のためのリソース調達・環境構築・管理も不要
Webアプリケーションの実行環境(AWS Elastic Beanstalk、Amazon RDS等)も開発環境とセットでご提供します。Web PerformerとそれらをAPIで統合することにより、Webアプリケーションの開発環境と実行環境間の高い親和性を実現し、WebPerformer Cloud開発環境で開発したアプリケーションを、わずか数クリックでWebPerformer Cloud実行環境へデプロイすることができ、Webアプリケーション開発とリリースサイクルを加速できるので、サイクルの早いビジネス環境に俊敏に対応することが可能となります。
オプションで提供する「DataSpider」シリーズ」を組み合わせることで、既存のERPやその周辺システム、クラウドサービス、IoTとのスピーディーな連携も可能となり、DXの実現と企業の競争力強化を強力にサポートします。