業界の標準化団体と、本デバイスを使って新仕様対応
キャプチャカードおよびカメラを開発するお客様を牽引

2020年8月19日[NASDAQ: MCHP] – 昨年12.5 GbpsのCoaXPress 2.0インターフェイス規格がリリースされるまで、製造ラインのスループットを向上させる上での最大の障害は、ベルトコンベアの性能ではなく、マシンビジョン画像キャプチャ ソリューションの性能でした。Microchip Technology Inc.(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 吉田洋介 以下Microchip社)は今回、マシンビジョンのシステム設計を効率化し、伝送速度を大きく向上させ、大量生産の瓶詰め作業、食品検査、産業用検査、画像処理アプリケーションへの展開を簡単にするシングルチップ物理層インターフェイス デバイスを発表しました。これにより、生産現場におけるCoaXPress (CXP)の可能性が大きく広がります。
「弊社はCoaXPress製品を改善して同規格の利点を生産現場で最大限に活用できるように、業界の標準化団体である日本インダストリアル イメージング協会(JIIA)および弊社のお客様と協力してきました。」とMicrochip社車載インフォテインメント システム事業部門副社長のMatthias Kaestnerは述べています。「弊社の低レイテンシ、低消費電力伝送ソリューションはイコライザ、ケーブルドライバ、クロックデータ リカバリ機能を1チップに統合しています。このチップを使う事で、カメラとキャプチャカード間に高解像度の映像、制御信号、電力を同軸ケーブル1本で伝送できます。」
Microchip社のEQCO125X40 CoaXPressデバイスファミリはCXP 2.0規格を実装した製品です。本ファミリは、下位互換性を維持しながら全速度レベルでのクロックデータ リカバリ機能(CDR)と、現行機材の要求に応えるためのカメラ側クロックを備えています。本ファミリは、カメラとキャプチャカード間の転送速度を従来の4~8倍にしてマシンビジョン処理スループットを大幅に向上させます。さらに、低消費電力と低レイテンシで、ケーブル/リンク距離を4倍にできます。
本ファミリは、CXP-1~CXP-12の全速度と全周波数にシームレスに提供する事で設計公差と柔軟性を拡げます。また、12.5 Gbpsの帯域幅を1本のケーブルで実装できるため、マルチチャンネルの実装が不要になります。ケーブルの本数が減るためシステム設置方法の自由度が上がり、CDR機能を使う事でカメラからキャプチャカードに送られる信号のジッタ性能が向上します。カメラ自体が自己のクロックリカバリを内蔵しているため、FPGAで独立したクロックを生成する必要はありません。リンクシグナル インテグリティ テスト機能を内蔵しているため、システムは動作前でも動作中でもケーブルリンク インテグリティをリアルタイムで確認できます。

本ファミリを使う事で、製造ライン上のどんな場所にも展開できる堅牢な製品を、簡単かつ低コストで開発できます。稼働前でも稼働中でもケーブルリンク品質をテストできるため、従来のソリューションより堅牢かつ包括的です。複数のケーブルを使って50 Gbpsに拡張する事もできます。
「小型のシングルチップ イコライザであるMicrochip社のCXP-12ファミリを使うと、CoaXPressの反射損失仕様を簡単に満たせます」とActive Silicon社CTOのChris Beynon氏は述べています。「このファミリはリアルタイムでケーブル マージンテストが可能であり、運用中にビットエラーが発生する前にケーブルの劣化を検出できます。」
本ファミリを使うと、以前はカメラとフレームグラバで4ポート必要だったスループットを2ポートで実現できます。また、カメラ側で時間管理用クロックを取得する事で、高精度の信号タイミングが得られます。本ファミリはケーブルリピータとしても使えるため、カメラのリンク可能距離を延長できます。本ファミリは低消費電力で、簡単かつ低コストで設計できる小型高性能イメージ キャプチャ ソリューションの設計に理想的です。
「当社はMicrochip社のCXPデバイスを使う事で、システムコストを増大させずにデータ スループットを倍増するという市場の要求に応えています」とAdimec社マーケティングおよび販売部門取締役のAndre Jacobs氏は述べています。
「当協会は、Microchip社がCoaXPress 2.0仕様に準拠した低消費電力高性能CoaXPress 2.0ソリューションを提供する事を歓迎します」と日本インダストリアル イメージング協会代表理事の木浦幸雄氏は述べています。
Microchip社はCoaXPress 2.0ファミリが産業用検査アプリケーションにおいて高性能低コスト マシンビジョン ソリューションの採用を促進するだけでなく、交通監視、セキュリティ カメラ、医療用検査システム、組み込みビジョン ソリューション等の応用にも大きく貢献できると考えています。本ファミリは、トータルシステム ソリューション向けの幅広い製品群の一部であり、この製品群には低消費電力低レイテンシ小フットプリントを実現しながら最小限の工数でCoaXPressプロトコルをシームレスにサポートできる12 Gbps PolarFire(r) FPGAも含まれます。

開発ツール
開発用にMicrochip社CoaXPress 2.0ファミリ (トランスミッタ、レシーバ、リピータ)の評価用ボードを提供します。

在庫/供給状況
Microchip社CoaXPress 2.0ファミリには、トランスミッタのみのカメラ側デバイス1種とシングルチップ トランシーバ デバイス3種があります。パッケージは全て16ピンQFNであす。Microchip社製CoaXPress 1.1デバイスに対しては完全な下位互換性を備えています。価格を含む詳細はMicrochip社または正規代理店にお問い合わせ頂くか、Microchip社CoaXPress 2.0製品 ウェブページをご覧ください。製品をご購入頂くにはMicrochip社purchasing portalにアクセスしてください。


リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください(掲載に許可は不要です)。
アプリケーション画像: https://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/50226719872/
ブロック図: https://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/50225861748/in/dateposted/

Microchip Technology社について
Microchip Technology社(以下、Microchip社)はスマート、コネクテッド、セキュアな組み込み制御ソリューションのトッププロバイダです。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、リスクを低減する最適な設計を作成し、総システムコストの削減、迅速な商品化を実現できます。Microchip社は産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場で120,000社を超えるお客様にソリューションを提供しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト(http://www.microchip.com)をご覧ください。

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Note: Microchip社の名称とロゴ、Microchipロゴ、PolaFireは米国およびその他の国におけるMicrochip Technology Incorporatedの登録商標です。その他の商標は各社に帰属します。