省電力周辺機能、ハードウェア安全機能、コード保護機能を備えた低消費電力MCUファミリ

2020年10月9日[NASDAQ: MCHP] — LCDの有無にかかわらずバッテリ駆動など低消費電力重視の設計を支援するため、Microchip Technology Inc.(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 吉田洋介 以下Microchip社)はXLP (eXtreme Low Power: 超低消費電力)を採用したPIC(r) MCU(マイクロコントローラ)の新しいファミリを発表しました。PIC24F GUおよびGL MCUファミリは消費電力を低減するためCPUから独立した14種類のCIP(コアから独立した周辺モジュール)を備えており、その中の一つが自律型アニメーション機能付きセグメントLCDドライバと呼ばれるものです。
ディスプレイを使うほとんどのアプリケーションでは、一定周期での表示内容の切り換えや実行中の動作を表示するための点滅等、アニメーション機能が必要です。本ファミリが備える自律型アニメーション機能付きLCDドライバを使うと、これらの単純なアニメーション ルーチンの大部分を、CPUの介入なしに実行できまず。Doze/アイドル/スリープモードでもアニメーションを実行可能であるため、消費電力を大きく低減できます。さらに、グラフィカル プログラミング環境であるMPLAB(r) Code Configurator (MCC)が、このようなディスプレイ インターフェイス設計の迅速化をサポートします。MCCを使うと、ピンとセグメントの割り当てという面倒な作業が簡単になります。
「本ファミリでは、各種応用分野で低消費電力性能、コード保護機能、動作の信頼性を向上させる新しいハードウェア機能を追加しました」とMicrochip社MCU16部門副社長のJoe Thomsenは述べています。「本ファミリはクラウド接続IoTノードからセンサシステム、車載、コンシューマ、産業用オートメーションまで各種応用に最適で、ディスプレイ、堅牢性、セキュリティの実装を容易にします。」
本ファミリは、インターネットに接続していてもオフラインであっても、高度なセキュリティを容易に実装できるように設計されています。Microchip社のCodeGuard™セキュリティ フラッシュ保護機能を使うと、メモリをブートセグメントと一般セグメントに分割し、メモリアクセス制限を実装できます。Microchip社のIn-Circuit Serial Programming™ (ICSP)が備える書き込み禁止機能を使うと、外部プログラマ/デバッガからフラッシュへの書き込みを防ぐ事ができるため、フラッシュをOTP (One Time Programmable)として設定できます。さらに、Microchip社のCryptoAuthentication™デバイスをコンパニオン チップとして使うと、セキュアなOTA (Over-the-Air)アップデートやクラウドサービスの事前プロビジョニング(秘密情報の書き込み)を実施できるため、セキュリティをさらに強化できます。最後に、本ファミリはCryptoAuthLib、16ビット ブートローダ、USB、MCC内の多数のアプリケーション ライブラリでサポートされているため、開発期間と工数を大幅に削減できます。
PIC24F GUおよびGLファミリはECC(フラッシュエラー訂正コード)、DMT(デッドマンタイマ)、WWDT(ウィンドウ式ウォッチドッグ タイマ)、FSCM(フェイルセーフ クロックモニタ)、HLVD(High/Low電圧検出)、CRC(巡回冗長検査)等の安全機能に使えるモジュールを備えており、過酷環境でも高信頼性動作が可能です。
本ファミリは過酷環境でも動作できるため車載、産業、コンシューマ アプリケーションに理想的です。最高125℃まで対応しており車載向けのAEC Q100 Grade 1取得済みであり、IEC 60730(家庭用器具)Class B安全規格の診断ライブラリも提供しています。

開発サポート
PIC24F GUおよびGL MCUを使った設計には、無償のMPLAB(r) X IDE(統合開発環境)とMPLAB Code Configuratorを含むMicrochip社のMPLAB開発エコシステムが使えます。開発用のハードウェアとしてはPIC24F LCDおよびUSB Curiosity開発ボード、PIC24F LCD Curiosity開発ボード、Explorer 16/32開発ボード用PIC24FJ512GU410およびPIC24FJ128GL306汎用PIM(プラグイン モジュール)等を提供しています。

在庫/供給状況
LCDモジュール内蔵のPIC24F GL3ファミリは本日より販売いたします。パッケージは28、36、48、64ピン(最小4x4 mm uQFN)、フラッシュは64~128 KB、RAMは8 KBです。
LCDおよびUSBモジュール内蔵のPIC24F GU4/GL4ファミリも本日より販売いたします。パッケージは48、64、80、100ピン、フラッシュは128~512 KB、RAMは32 KBです。

以下の開発ボードを本日より販売いたします。
-PIC24F LCDおよびUSB Curiosity開発ボード(DM240018)
-PIC24F LCD Curiosity開発ボード(DM240017)
-Explorer 16/32開発ボード(DM240001-2)
-PIC24FJ512GU410汎用プラグイン モジュール(MA240041)
-PIC24FJ128GL306汎用プラグイン モジュール(MA240040)
詳細はMicrochip社または正規代理店にお問い合わせ頂くか、Microchip社ウェブサイトをご覧ください。本プレスリリースに記載された製品をご購入頂くには、Microchip社オンラインストアにアクセスするか、Microchip社の正規代理店にお問い合わせください。

リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください(掲載に許可は不要です)。
•アプリケーション画像: www.flickr.com/photos/microchiptechnology/50226459056/sizes/l/
•製品画像: www.flickr.com/photos/microchiptechnology/50252243871/sizes/l/

Microchip Technology社について
Microchip Technology社(以下、Microchip社)はスマート、コネクテッド、セキュアな組み込み制御ソリューションのトッププロバイダです。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、リスクを低減する最適な設計を作成し、総システムコストの削減、迅速な商品化を実現できます。Microchip社は産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場で120,000社を超えるお客様にソリューションを提供しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト(http://www.microchip.com)をご覧ください。

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Note: Microchip社の名称とロゴ、Microchipロゴ、PIC、MPLABは米国およびその他の国におけるMicrochip Technology Incorporatedの登録商標です。CodeGuard、In-Circuit Serial Programming、CryptoAuthenticationは米国およびその他の国におけるMicrochip Technology Incorporatedの商標です。その他の商標は各社に帰属します。