2021年5月12日[NASDAQ: MCHP] — 2019年、Microchip Technology Inc.(日本法人:東京都港区浜松町、代表: 吉田洋介 以下Microchip社)は同社のCryptoAuthentication™ファミリ向けにTrust Platformを発表しました。これは、大量生産にも少量生産にも対応でき、セキュアな認証を簡単に実装できるハードウェア ベースの鍵書き込み済みソリューションでした。Microchip社は本日、TPDS (Trust Platform Design Suite)でこのサービスをさらに充実させる事を発表しました。TPDSはデバイス設定とMicrochip社セキュアな鍵書き込みサービスへの立ち上げ支援ソフトウェア プラットフォームです。
TPDS v2ソフトウェアでは、セキュリティ ソリューション立ち上げ支援エコシステムにMicrochip社パートナーがユースケースを追加できるようになりました。これにより、セキュリティ実装における選択肢をさらに拡充しました。また、今回のアップデートでは車載向け暗号コンパニオン デバイスであるTA100等のセキュリティ ソリューションもサポートしました。

開発の効率化
アプリケーションの脅威モデルを設定し、セキュアな認証、セキュアブート、IP保護等に関連した全ての必要手段を含むセキュリティ ユースケースを作成するには、経験豊富なファームウェア エンジニアでも何ヶ月も要します。主な課題は、デバイスのセキュリティ境界の設定および秘密鍵と共通鍵、その他秘密秘密情報の書き込みの2つです。
TPDSソフトウェアは、最も一般的な市場要件に対応する定義済みユースケースを提供する事でこのプロセスをシンプルにします。本ソフトウェアは、3つのTrust Platformプログラムのうちの2つ(Trust&GOとTrustFLEX)と一緒に使えます。これらのプログラムを使うと、TPDS v2を使ってセキュアなプロジェクトを短時間で試作できます。どちらを使うかは展開規模、ユースケースの要件、必要なカスタマイズレベルによって決める事ができます。
•Trust&GO:
デバイスは定義済みかつ鍵書き込み済み
TLSベースおよびLoRaWANベースのネットワークでのセキュアなクラウド認証に対応
MOQ(最小注文数量)は10個
•TrustFLEX:
既定値の汎用証明書またはカスタム認証情報(カスタムPKI)を使用可能
Trust&GOよりも幅広い定義済みユースケースを利用可能

最も要求の厳しいユースケースに対応する場合、TrustCUSTOMを使うとデバイス設定とセキュアな鍵ストレージを自由に完全にカスタマイズできます。
TPDS v2ソフトウェアは開発、組み込みを完全に統合しているため、セキュリティ ソリューションを選択してユースケースを検証、試作後にセキュアな鍵書き込みプロセスを始めるまでの手順を簡単に実施できます。
「弊社のTPDS v2ソフトウェアは、直感的でシンプルなプロセスにセキュリティのベスト プラクティスを組み込んでいるため、組み込みシステムにおける既存のセキュリティ関連規格にも将来の規制にも容易に準拠する事ができます」とMicrochip社セキュリティ製品部門副社長のNuri Dagdevirenは述べています。「弊社は信頼できるハードウェアとセキュアなソリューションにより、お客様の開発の迅速化と長期的ビジネス獲得の支援を続けます。TPDSはセキュリティ製品だけでなくMicrochip社セキュリティ ソリューションの開発と鍵書き込みサービスもサポートします。」
サードパーティ製品との統合
TPDS v2の最大の利点の1つは、サードパーティ パートナーが独自のユースケースを追加する事でセキュリティ製品の開発とセキュリティ機能に関する選択肢を増やせる事です。Microchip社のパートナーの1つにEBV Elektronik社(Avnetグループ)があります。EBV Elektronik社は、TPDS v2のユーザがEBV-IoT「Secure Shield」評価用キットを使って、ATECC608B TrustFlexでAvnet社のIoTConnect Cloudに迅速かつセキュアに接続できるようにしています。詳細はこちらをご覧ください。
「当社はMicrochip社と緊密に協力しており、シリコン側とクラウド側の全てのお客様にスケーラブルなセキュリティを提供するTrust Platform Design Suite v2イニシアチブに参加できる事を非常に喜ばしく思います」とEBV Elektronik社技術開発部門副社長のAntonio Fernandez氏は述べています。「ベスト プラクティスを取り入れる事は、全てのお客様に最善のセキュリティ プラットフォームを提供するという両社共通の目標を達成する上での不可欠な手順です。TPDSの強化は、お客様がクラス最高レベルのソリューションの展開を支援する上で当社の指導的役割を維持するための最もシンプルかつ対費用効果の高い方法の1つであると確信しています。」
ソフトウェアの使い方
Trust Platform Design Suite v2を使うと以下が可能です。
•各種ユースケースのトレーニング動画とインタラクティブなアプリケーション ノートでセキュリティについて学ぶ
•選択したユースケースに基づいてアプリケーションを開発し、セキュリティ ソリューションを完成させ、秘密鍵を交換する
•検証用サンプルを入手し、量産を始める

開発ツール
Trust Platform Design SuiteはWindowsとmacOSをサポートしています。TA100 ConfiguratorはWindowsのみサポートしています。

在庫/供給状況
Trust&GOおよびTrustFLEX向けのTrust Platform Design SuiteはMicrochip社のウェブサイトから無償でダウンロードできます。同サイトではトレーニング動画、アプリケーション ノート、ソースコード、その他プロジェクト サポートを提供しています。TPDS用TrustCUSTOMソフトウェア エクステンションは守秘義務契約の下で提供しており、Microchip社のオンラインストアで購入できます。
詳細はMicrochip社または正規代理店にお問い合わせ頂くか、Microchip社ウェブサイトをご覧ください。

リソース
高画質の写真はFlickrでご覧ください(掲載に許可は不要です)。
•アプリケーション画像: www.flickr.com/photos/microchiptechnology/51140015637/sizes/l/

Microchip Technology社について
Microchip Technology社(以下、Microchip社)はスマート、コネクテッド、セキュアな組み込み制御ソリューションのトッププロバイダです。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、リスクを低減する最適な設計を作成し、総システムコストの削減、迅速な商品化を実現できます。Microchip社は産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場で120,000社を超えるお客様にソリューションを提供しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト(http://www.microchip.com)をご覧ください。

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Note: Microchip社の名称とロゴ、Microchipロゴは米国およびその他の国におけるMicrochip Technology Incorporatedの登録商標です。CryptoAuthenticationは米国およびその他の国におけるMicrochip Technology Incorporatedの商標です。その他の商標は各社に帰属します。