化学物理学者であり、採掘誘導用レーザーを専門とするオーストラリア ニュー サウスウェールズ州を拠点とする企業、Applied Resolution Technologies社のオーナーでもあるGeoff Edwards博士が開発したCOVID-19感染者接触追跡デバイスに、PSoC MCUが採用されました。

この接触追跡デバイス「Traci コンタクト トレーシング リストバンド」は、個人情報を交換したりアプリを使って動作する必要のないIoTベースのリストバンドです。Bluetoothを常にオンにしておく必要があるため、知らないうちに個人データや位置情報にアクセスされてしまう可能性がある従来の接触追跡システムと異なり、TraciはLoRa無線技術を使用して信号強度に基づいて人と人との距離を測定します。2人の人がお互いに接触すると、タイム スタンプとユーザーの安全な健康記録にリンクされたシリアル番号だけがデバイス間で交換されます。

Traciは、PSoC 6 MCUのセキュリティ機能を活用しているだけでなく、MCUのオンボードEEPROMを使用してデータを保存することで低消費電力性を実現し、バッテリー寿命の長期化を図っています。「Traciには、CapSenseを含め、PSoCの機能のかなりの部分が使用されています」とEdwards氏は述べています。

Traciのデバイス リーダーは、タクシーや警察署、病院の救急室、学校、店舗、レストラン、娯楽施設、その他人が集まる場所に設置することができます。これらの固定された場所に記録された情報から、その中の誰かが陽性反応を起こした場合に個人を特定することが可能です。

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Edwards氏とTraciリストバンド
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