橋本エンジニアリング(静岡県浜松市)、実用金属で最も軽いマグネシウムに着目し、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)に匹敵する剛性と軽さを維持しつつアルミと同価格帯のアクティブ系車イスを製品化することに成功し、2017年4月に「MC-X」を発売した。マグネシウム、チタン、カーボンの高強度軽量材料を組み合わせたことにより、超軽量と高剛性を実現した。重量は6.2kg。同社はMC-Xで培った技術やノウハウを基に、折り畳み式の「X70」(重量:7.9kg)を新たに開発、2018年9月より販売している。また、近年のトレンドとなっているシングルフレーム構造をデザインの特徴とした「X60」(同6.9kg)も現在開発中である。

同社が基盤事業として手がけている金型の設計・製作では、プレス板金、ダイカスト鋳造、トリミングプレス、という3種類の金型を扱っている。治工具に関しては、「お客様のニーズに合わせて、どんなものでも対応可能」(橋本社長)という。もう一つの基盤事業である部品の受託製造は、土地柄を反映して自動車や自動二輪車の部品が主である。試作用としての一品ものや、専用機メーカーの切削部品などを手がけている。