ダイワ・エム・ティ(静岡県富士市)は、自動車向けにデザインモデルや樹脂型、内装設備機械を手掛ける中堅企業である。規模はさほど大きくないものの、その技術力は業界内で高い評価を受けている。その結果、秋田新幹線の樹脂型や慶応義塾大学が開発した電気自動車「エリーカ」のモックアップモデル等の案件を受注してきた。このほかにもボーイング787胴体部分の補強部材の樹脂型も製作している。

ダイワ・エム・ティ代表取締役社長の和久田惠子氏は、こうした案件を受注できた理由として、100年前に始めた船舶エンジンの木型作りから受け継ぐ職人気質の丁寧な型作りや、自動車内装部品大手の河西工業との40年以上にわたる取引実績を挙げる。