ピッツバーグ、2020年1月28日 – ANSYS (NASDAQ: ANSS) は、本日、ANSYS 2020 R1をリリースしました。本リリースで提供される新しい機能により、企業は、ANSYSの最先端技術をさまざまな製品ライフサイクルプロセスに統合することで、デジタルトランスフォーメーションを促進できます。 ANSYS Minerva による製品開発プロセスの改善、 ANSYS(r) Fluent(r) で大幅に簡素化されたワークフローによる複雑なシミュレーションの実行、さらには電磁界分野で ANSYS(r) HFSS™を用いた設計プロセスの最適化など、ANSYS 2020 R1によって、業界をリードするイノベーションや極めてコスト効果の高い設計を生み出せるようになります。

シミュレーションは、製品開発における事実上あらゆる決定事項に影響します。そのため、ユーザーは開発全体にわたり、相互運用性、データ管理、プロセス管理、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)統合、トレーサビリティに関する規模と複雑さの課題に対処しなければなりません。さらに、エンジニアリングチームおよび製品ライフサイクルの全体にわたり、高度なマルチフィジックスシミュレーションや最適化を実現するアセットを広く利用できる状況が不可欠です。ANSYS 2020 R1では、ポートフォリオ全体のアップグレードとANSYS Minervaへの改善が行われ、お客様は、より大規模な製品ライフサイクルプロセスにシミュレーションおよび最適化を接続することが可能になります。

ANSYS Minervaは、自社シミュレーションの知的財産を価値のある管理された企業アセットに変え、ベストプラクティスを保存して、これまで以上に幅広く自社内のシミュレーションと最適化をつなぐデジタルスレッドを構築するのに役立ちます。ANSYS Minervaでは、ワークフローを大幅に改善し、シミュレーションプロセスおよびデータ管理(SPDM)を強化する最新技術が新たに採用されています。具体的には、より適切な意思決定支援を提供するダッシュボード、モデルデータを調査するための動的な3D可視化ツール、情報の変更管理と信頼性確保のための最先端システムなどです。

OptiSLangは、昨年締結したDynardo社の買収契約によりANSYSが所有するようになった新しい技術です。ANSYS MinervaのSPDMソリューションと組み合わせることで、開発時間を短縮できるだけでなく、コストを抑えて最適化された設計案の評価も加速できるようになります。

「デジタルトランスフォーメーションを進めて成功に導くには、常に変化し続ける環境に適応し、既存のツールやデータを新しい方法で活用することが必要です。今後数年でシミュレーションの活用が拡大すると期待される中、ANSYS Minervaはデジタルプロトタイピングと付加製造技術(AM)への全社規模の取り組みで重要かつ大きな役割を果たします。また、効率化にはトレーサビリティと管理が不可欠ですが、AMや他のプロセスを用いた部品の設計と製造では、数多くのステップが必要となります。ANSYS Minervaを導入することで、これまで以上にユーザーエクスペリエンスを高めることができるでしょう。」(Eaton社、IT担当バイスプレジデント、Todd Earls氏)

ANSYS Minervaは、ベンダーニュートラルでオープンなアーキテクチャによる相互運用可能な知識管理アプリケーションです。エンジニアリングチームが利用するシミュレーションツールのエコシステムや企業システムと統合でき、世界各地のチーム間のコラボレーションやトレーサビリティを効率化します。

「業界を問わずどのお客様も、イノベーションを促進し、製品開発を効率化するために、社内におけるシミュレーションの活用、最適化設計、およびデータ共有の方法を根本的に改善したいと模索しています。ANSYS Minervaの機能改良は、社内のシミュレーションと最適化のプロセスを一層強固に結びつける上で役立ちます。これにより、シミュレーションベースの最適化設計ワークフローを構築し、製品性能の調査および改善のための動的かつ標準化されたプロセスとして利用できます。また、本リリースでは、ANSYS Minervaの機能改良の他にも、イノベーションを引き出し、開発コストを大幅に削減して、製品化までの時間を短縮することを目指す最先端のアップグレードが当社ポートフォリオ全体で数多く行われています。」(ANSYS、バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー、Eric Bantegnie)