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     住友林業情報システムとNTTデータ イントラマート
      RPAとBPMをつなぐ「ロボポータル」を共同開発
  人とロボが共存する業務全般のデジタルプロセス化をサポート

     https://www.intra-mart.jp/topics/2020/006370.html
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 株式会社NTTデータ イントラマート(東京都港区、代表取締役社長:中山 義人 以下、イントラマート社)と、住友林業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:光吉 敏郎 以下、住友林業)の子会社住友林業情報システム株式会社(本社:千葉県千葉市美浜区、代表取締役社長:金森 朗 以下、住友林業情報システム社)は、イントラマート社が提供するシステム共通基盤「intra-mart(r)」のBPM*1機能「IM-BPM」とRPA(Robotic Process Automation)を連携させる「ロボポータル」を共同で開発しました。この「ロボポータル」は、人とRPAの作業をシームレスにつなぎ、End to Endの業務プロセスを円滑にすることで、業務全般の効率化・自動化を実現します。なお、住友林業情報システム社では、既に実業務での運用を開始しています。

 新型コロナウイルスの感染対策として推進されているテレワークについては、3月時点との比較でも2倍以上に増加しているように各社が積極的に取り組んでいます。その一方でテレワーク環境が十分に整わないまま実施に至り、業務効率は二の次となった結果、押印業務などで出社せざるを得ない事例も多く見られます。行政においてもデジタル化推進組織などが検討される中、感染対策と経済の両立を目論むWithコロナ時代の業務スタイルを早期に実現することが求められています。

◆共同開発の経緯と、今後の展望
 住友林業情報システム社は2014年から社内業務のRPA化の検討を開始し、2016年からはグループ各社へのRPA導入支援および運用サポートを行ってきました。現在では住友林業を中心にグループ6社でRPAを活用しており、全体で年間37,000時間の削減を実現しています。グループ会社のRPA導入を推進するにあたり、ロボのパーツ化など独自手法で制作を進めたことで、運用管理は大幅に効率化されましたが、それ故に専門性が高くなってしまい、結果的にユーザーの利便性が課題となっていました。
この課題を解決し、RPAをユーザーにとってより使いやすいものにするためにイントラマート社とロボポータルの共同開発に着手しました。
今回共同開発したロボポータルは、住友林業の住宅カタログなどお客様からの資料請求に対応する業務に導入し、導入前に比べ25%作業時間を削減しています。ロボポータルは今後、グループ各社での導入も検討していきます。住友林業グループは今後もRPA等を活用して業務効率化を推進し、働き方改革に注力していきます。

◆「ロボポータル」の特徴
(1)人とRPAが共存し、作業をリレーしながら業務を完結
 業務の始まりから終わり(End to End)までには、多くの場合、RPAだけでは完結できない人の作業が存在します。人とロボの作業をデジタルにつなぎ合わせ、リレー時間のロスを無くすことで、より短時間での業務処理の実現が期待できます。

(2)業務プロセス全体の進捗状況の見える化とリモート対応
 RPA含めた業務の実行ステータス・進捗状況、自身の作業がリモートで確認できるため、場所を選ばずスピーディーな業務遂行が可能となります。また、作業の停滞やRPAのエラーをビジュアルに確認することもできます。

(3)運用の内製化を実現
 対象業務をBPMN*2図に描き、ロボポータルにアップロードすることで、各業務担当者が実施権限を持つ業務メニューが表示され実行できます。この一連の仕組みを内製化して運用できるため、業務のデジタル化の範囲を容易に拡張できます。

(4)RPA と人の”つなぎ”も業務担当者が簡単に設定
 現場の業務担当者でもシステムを意識せず、RPAを業務プロセスの所定箇所につなぎ自動実行させることができます。RPAをつなぐ設定は、業務担当者でもわかりやすいUI*3で実現しています。

イントラマート社は、2017年よりRPA活用に知見の高い住友林業情報システム社と共同で課題解決に取り組み、課題の一つである「人とRPAの共存」についての解決策を導き出しました。イントラマート社の持つ業務プロセス全体のデジタルプロセス化と、RPAの連携を実現するintra-mart BIORA*4を組み合わせることで、解決策をカタチにする共同開発に至りました。
今後イントラマート社では、本ソリューションを皮切りに「RPA高度化導入支援サービス」としてご提供することで、同様の課題解決を望まれるお客様のDX化につながる最適な業務全般のデジタルプロセス化を実現します。

*1 BPM
Business Process Management(業務プロセス管理)の略であり、業務プロセスを中心に業務に関わる人、モノ(帳票等)、システムを可視化し、業務分析、改善を行っていく手法。イントラマート社が提供する「IM-BPM」は、業務プロセスを描画し、「intra-mart」上のワークフロー機能をはじめとする各機能群や、RPAやOCR、AI、IoT等の他システムと連携しつつ、タスク振り分けや進捗の管理を行うツールである。

*2 BPMN
Business Process Modeling Notation(ビジネスプロセス・モデリング表記法)の略で、業務プロセスの手順を分かりやすく図示して可視化するための国際標準の表記ルールを定めたもの。「IM-BPM」もこの規格に準拠している。

*3 UI
User Interfaceの略。ユーザーと製品やサービスとの接点のことを表し、本文ではロボポータルの操作画面のことを指す。

*4 intra-mart BIORA
デジタル技術の連携によって業務オペレーションの自動化を実現する、イントラマート社が提唱するDigital Technologyの活用コンセプト
https://www.intra-mart.jp/biora/

業務プロセス全体イメージ
業務プロセス全体イメージ
業務リモート画面
業務リモート画面
ロボットタスク情報登録画面
ロボットタスク情報登録画面