Efficient Power Conversion(EPC)は、手頃な価格の高性能Lidar(光による検出と距離の測定)システム向けに最適化された耐圧15 Vの窒化ガリウム・トランジスタEPC2216を製品化し、車載品質のAEC Q101規格に準拠した製品ファミリーを拡張します。

エフィシエント・パワー・コンバージョン社(EPC:Efficient Power Conversion Corporation、本社:カリフォルニア州エルセグンド)は10月15日、自動運転車に加え、顔認識、倉庫の自動化、ドローン、マッピングといったその他の飛行時間TOF(time-of-flight)型のアプリケーションなどで、精度の向上が不可欠なLidar(光による検出と距離の測定)用途向けに設計された耐圧15 VのeGaN FET「EPC2216」を製品化し、車載品質AEC Q101の認定を取得したと発表しました。

EPC2216は、耐圧15 V、最小オン抵抗26 mΩのeGaN FETで、パルス定格電流は28 A、実装面積は1.02 mm2と小型です。このFETは、非常に短いパルス幅で大電流を発生するようにトリガーできるので、Lidarシステムにおいてレーザーを駆動する用途に最適です。このeGaN FETは、パルス幅を短くできるため解像度を高められ、小型、低コストなので、自動車から、産業、医療、スマート広告、ゲーム、セキュリティまで、飛行時間型の用途に適しています。

AEC Q101認定試験を完了するために、EPCのeGaN FETは、バイアスを加えた湿度試験(H3TRB)、高温逆バイアス試験(HTRB)、高温ゲート・バイアス試験(HTGB)、温度サイクル試験(TC)など、厳しい環境やバイアス・ストレスの試験を受けました。注目すべきは、EPCのウエハー・レベルのチップスケール(WLCS)・パッケージが従来のパッケージ部品向けに作成された試験規格のすべてに合格していることです。これは、チップスケール・パッケージの優れた性能が、耐久性や信頼性を損なわないことを実証しています。これらのeGaNデバイスは、自動車産業の品質マネージメント・システム規格(Automotive Quality Management System Standard)のIATF 16949に認定された施設で製造されています。

EPCのCEO(最高経営責任者)で共同設立者のAlex Lidow(アレックス・リドウ)は、「この新しい車載製品は、自動運転を可能にし、解像度を高めるために設計された急速に拡張させている当社のトランジスタと集積回路のファミリーに追加され、すべての飛行時間型のアプリケーションでコストを削減できます」と述べています。

米国での参考価格と購入方法

eGaN FETであるEPC2216の価格は、1リール当たり2500個での単価は0.532米ドルで、米Digi-Key社のウエブサイト(Digi-Key)で入手でき、即座に出荷されます。

EPCについて

EPCは、エンハンスメント・モード窒化ガリウムに基づいたパワー・マネージメント(電源管理)・デバイスのリーダーです。EPCは、最高のシリコン・パワーMOSFETよりも何倍も優れたデバイス特性を備えたエンハンスメント・モード窒化ガリウム・オン・シリコン (eGaN)FETを初めて製品化しました。DC-DCコンバータ、 ワイヤレス・パワー伝送、 包絡線追跡、RF伝送、パワー・インバータ、リモート・センシング技術(LiDAR)、 D級オーディオ・アンプ などの用途で、パワーMOSFETを置き換えられます。日本語ウエブサイトはwww.epc-co.com/epc/jp/です。

eGaNは、Efficient Power Conversion Corporation, Inc.の登録商標です

報道関係の問い合わせ先 Efficient Power Conversion Corporation: Winnie Wong (winnie.wong@epc-co.com)