今回の新世代のeGaN(r) FETは、小型なBLDCモーター駆動回路と費用対効果の高い高解像度の飛行時間ToF(Time of Flight)に対するイーモビリティ、配送、物流ロボット、ドローンの各市場の新しいニーズに対応します。

エンハンスメント・モードの窒化ガリウム・オン・シリコン(eGaN)のパワーFETとICの世界的リーダーであるEPC(Efficient Power Conversion Corporation、本社:カリフォルニア州エルセグンド)は6月16日、「EPC2065」と「EPC2054」の製品化によって、市販品の窒化ガリウム・トランジスタのコストを削減すると同時に性能を向上させたと発表しました。

EPC2065は、耐圧80V、オン抵抗3.6mΩ、最大パルス電流221AのeGaN FETで、面積7.1 mm2のチップスケール・パッケージに収められています。小型で優れた効率によって、電源システム全体のサイズと重さが削減され、イーモビィティの電動自転車や電動キック・ボード、サービス、配送、物流ロボット、ドローン向けの32V〜48VのBLDCモーター駆動用途に最適です。これらの用途では、駆動回路はモーターと統合されているので、小型化が重要な要素になります。非常に短いデッドタイムで動作できる能力によって、雑音とEMI(電磁干渉)雑音が減少します。このデバイスは、コンピューティングや産業用アプリケーション向け高周波DC-DCコンバータ、および同期整流器向けに、最高の電力密度を実現するための高周波動作が可能です。

EPC2054は、200V、3.6mΩのeGaN FETで、面積が1.69mm2と小さなチップスケール・パッケージに収められています。このデバイスは、32Aのパルス電流を供給することができ、非常に小型で、オンとオフの遷移時間が非常に短かく、容量とインダクタンスが非常に小さいため、産業用Lidar(光による検出と距離の測定)/ ToFのアプリケーションに最適です。EPC2054は、低抵抗、低スイッチング損失、逆回復電荷なし、高速スイッチング、高周波能力、および、小さな実装面積なので、高周波DC-DC、同期整流、ワイヤレス・パワー、D級オーディオ、オートメーション、太陽光や光学など、さらに、これらに限定せず、幅広いアプリケーション向けの費用対効果の高い高密度ソリューションになります。

「これらの新しいeGaN FETの明らかな優位性によって、電源システムの設計者は、より高性能、小型で、熱効率が高く、同等のコストというデバイスの利点を利用できます。GaNデバイスによるパワーMOSFETの置き換えは、加速し続けています」と共同創立者でCEO(最高経営責任者)のAlex Lidow(アレックス・リドウ)は、語っています。

今回の製品、および関連する開発基板やおよびリファレンス・デザイン基板の単価は、以下の表に記載されています。すべての製品と基板は、米Digi-Key社のウエブサイト(http://www.digikey.com/Suppliers/us/Efficient-Power-Conversion.page?lang=en)から入手でき、即座に配送されます。

EPCは、エンハンスメント・モード窒化ガリウム(eGaN(r))に基づいたパワー・マネージメント(電源管理)・デバイスのリーダーです。eGaN FETと集積回路は、DC-DCコンバータ、 リモート・センシング技術(Lidar)、イーモビリティ向けモーター駆動、ロボット、ドローン、低価格衛星 などの用途で、最高のパワーMOSFETよりも何倍も高性能です。日本語ウエブサイトはwww.epc-co.com/epc/jp/です。eGaNは、Efficient Power Conversion Corporation, Inc.の登録商標です

報道関係の問い合わせ先
Efficient Power Conversion Corporation:
Winnie Wong (winnie.wong@epc-co.com)