当社は、業界トップ[注1]の高リップル圧縮度[注2]によりウエアラブル端末などに安定電圧を供給する小型・低背WCSP4FパッケージのLDOレギュレーター「TCR5RGシリーズ」45品種を発売しました。

新製品TCR5RGシリーズは、バンドギャップ回路と、極めて低い周波数のみ通過させるローパスフィルター、低ノイズで高速なオペアンプを組み合わせることで、業界トップ[注1]の標準100dBの高リップル圧縮度[注2]を実現しました。また、低出力電圧ノイズ、高出力電圧精度の特性を併せ持っています。これらの特性により電源ラインの出力安定化に貢献します。

最大出力電流は500mA、出力電圧は0.9V~5.0Vの範囲で45品種をラインアップしました。ユーザーの応用機器に合わせて出力電圧を選択することが可能です。

パッケージは、0.645mm x 0.645mmと小型・低背のWCSP4Fパッケージを採用しています。スマートフォンやウエアラブル端末など高密度実装が必要な小型機器のカメラ応用などの電源ラインに適しています。

■応用機器■

・ウエアラブル端末 (スマートウォッチ、アクションカメラなど)
・モバイル (スマートフォン、タブレットデバイス、携帯音楽プレーヤーなど)
・ヘルスケア機器 (電気シェーバー、血圧計、血糖値計など)

■新製品の主な特長■

・高リップル圧縮度 : R.R.=100dB (typ.) @f=1kHz
・低出力電圧ノイズ : VNO=5μVrms (typ.) @10Hz≦f≦100kHz
・高出力電圧精度 :
  VOUT min/max= -1.5/1.5% @1.8V≦VOUT≦2.8V、Tj= -40~85°C
  VOUT min/max= -1.8/1.8% @VOUT>2.8V、Tj= -40~85°C
・小型・低背WCSP4Fパッケージ : 0.645×0.645mm (typ.)、t=0.33mm (max)

[注1] 最大出力500mAのLDOレギュレーターで、2021年3月2日現在、東芝デバイス&ストレージ調べ。
[注2] リップル圧縮度 (R.R. : Ripple rejection Ratio) は、他社製品で表示している電源除去率 (PSRR : Power Supply Rejection Ratio) と同じです。

TCR5RGシリーズ
TCR5RGシリーズ