データセンタや企業のサーバルームは、「NetEdgeシリーズ」を使いラック内の温度や湿度の監視を行うユーザが多くいます。温湿度データの正確さもさることながら、電源工事不要の PoE給電による電源供給、異常時の SNMPトラップ送信は、既存の監視システムとの相性が非常に良く、多くのユーザにご利用頂いています。
一方、データセンタ内には PCやスマホの持ち込みが禁止されているため、現場要員が容易に異常を視認できる表示器付きのモデルの開発を、大手コンピュータベンダから要請がありました。他社にも表示器付きはありますが、視認性に課題が有り、薄暗い場所でもハッキリ・クッキリ見える機器の提供が求められていました。
NE1013TとNE1015Hは、データセンタやサーバルームで温度監視や温湿度監視の定番として利用頂いている NE1012Tと NE1014Hの上位互換機です。それぞれの機種には大型の LED発光表示器を内蔵し、青色 LEDのため離れたところからの視認性を向上した製品です。これにより、管理部門からの要請で現地入りした要員が、どのラックやサーバが異常であるか容易に判別でき、対策を実施中に現場でその変化を PCやスマホ無しで確認することができます。
NE1013TとNE1015Hは、PoEネットワーク経由で環境データを上位のシステム監視装置に逐次上げ、異常時対応には要員の支援を行える装置です。

NE1013T/NE1015Hの特長
■暗い場所でも視認が容易
現在の温湿度を大型の青色LED表示器を搭載。データセンタ内や倉庫内など、日頃消灯している環境に設置しても、遠くから読み取りが簡単に行えます。現場の作業員も特別な機器類を持ち込む必要がありません。

■自動切り替え表示
数値表示機横の LED灯は、交互に点灯しどちらのセンサかを自動的に切り替えて表示します。

■異常状態も表示で確認
本体内に設定されている警告閾値。これを越えると、数値表示が点滅し、異常状態を簡単に把握できます。異常状態から復旧すると、通常の表示に自動的に戻ります。

■有線 LANで確実な環境データ監視
環境データ監視は IoT技術の浸透で、今や ITシステムにとって身近なものに。近くのルータに接続するだけで、短時間で環境データの監視が行えます。

■電源工事不要の PoE給電対応
機器の設置には電源工事がついて回ります。 NetEdgeシリーズは PoE給電対応。 LANケーブルを使って本体に電源を供給できます。もちろん ACアダプタを利用することもできます。

■豊富な連携方法
SNMP、http、WebSocket通信をサポート。遠隔にある監視システムや警報装置と簡単に連携することができます。最小構成は本機とネットワーク警告灯「警子ちゃん」を結ぶだけ。

大型の青色LED表示器を搭載
大型の青色LED表示器を搭載
ラック内温度の監視例
ラック内温度の監視例