新たな連携により、次世代自動運転車であるBMW iNEXT用の自動運転技術の開発が加速される

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ピッツバーグ、2019年6月10日 – ANSYS (NASDAQ: ANSS) と BMW グループ は、自動運転車(AV)技術開発用の総合的なシミュレーションツールチェーンを開発しています。このシミュレーションツールチェーンにより、2年後に発売予定の車で初めての高度な自動運転(AD)が可能となります。BMWグループはANSYSの広範囲なエンジニアリングシミュレーションソリューションを有効に活用しており、その経験を生かして自動運転システムの検証のための安全性を重点としたソリューションの開発を加速しています。

自動運転車の経済に及ぼす効果はとても大きく、世界経済が7兆ドルも活性化されるという分析結果が出ています。また人々の生活に対する影響はさらに大きく、自動運転車は交通事故を大きく減らすことができ年間で60万人の命を救うであろうと報告されています。しかしながら、多くの自動運転車がハイウェイを走行できるようになるためには、数限りない道路状況や天候シナリオを含む複雑な運転環境における厳しい試験を行い、安全性が確認されなければなりません。このためには数多くの運転状況にわたる何十億マイルもの実際の道路での試験運転が必要です。シミュレーションは実際の走行試験の必要性を大きく減らし、安全な自動運転車がハイウェイを走行できる時期を早めます。

この複数年契約によりBMWグループのレベル3自動運転の実現とレベル4,5自動運転技術の開発が促進され、2021年に発売予定のBMW iNEXTの高度な全自動運転が可能となります。この新しい自動運転シミュレーションツールチェーンは、高度なデータアナリティクスを介して大量のセンサーデータの有効活用を可能とし、統計的有意性と自動運転システムの感度に基づいてシナリオを作り出します。このシナリオには試験範囲を最大限にカバーするために通常の運転状況や特殊な運転状況が含まれます。これらのシナリオに基づいて、このツールチェーンが実環境を忠実に再現した仮想環境で自動運転システムの厳しい安全性評価を行います。ANSYSとBMWは、該当するインターフェースに対する適用性と開放性を確保し、安全第一の検証のためのアプローチをサポートします。

ANSYSは、シミュレーションツールチェーンをより広範囲のマーケットに提供する独占的な権利を保有しています。

「BMWグループは自動車業界のリーダーの一つであり、現在私たちが知っている輸送形態を大きく変革する先進の自動運転技術の開発を通じて自動車の世界を革新しつつあります。このパートナーシップにより真の変革がもたらされ、BMWとANSYSはこの将来構想を早期に実現する主導者となっています。ANSYSのシミュレーションは、このパートナーシップに完全な自動運転車の仮想試験環境を提供し、完全自動運転車の新時代の早期到来を推し進め、自動運転のための重要な安全検証要件に対応する支援をします。」(ANSYS、副社長兼ジェネラルマネージャー、Eric Bantegnie)