2021年9月1日にいよいよ発足したデジタル庁。この新しい省庁のグランドデザインを描いたキーパーソンの1人である慶応義塾大学の村井純教授へのインタビューを、10月11日から開催するオンラインイベント「日経クロステック EXPO 2021」で特別に公開する。インタビューは、デジタル庁発足前夜の2021年8月13日に実施したものだ。

慶応義塾大学の村井純教授
(オンライン会議画面撮影:村田和聡)

 内閣官房参与としてデジタル政策分野を菅義偉首相に助言する立場でもある村井教授は、デジタル庁の根拠法となったデジタル社会形成基本法やデジタル庁設置法を含むデジタル改革関連法(2021年5月21日成立)の制定にあたり、有識者らが法律に盛り込むべき理念や内容を提言した「デジタル改革関連法案ワーキンググループ(WG)」の座長を務めた。

 村井教授はインタビューで「新しい省庁を作るのは並大抵のことではない」と述べるなど、WGの座長や、政府のIT総合戦略本部などを舞台に過去20年にわたって国のIT政策に関わってきた立場から、デジタル庁発足への特別な思いや期待を語っている。聞き手を務めた「日経クロステック DX特別版」編集長 外薗祐理子は、村井教授に疑問をぶつけ、その考えを引き出した。

インタビューは「日経クロステック DX特別編集版」の外薗祐理子編集長が務めた
DX特別編集版は、EXPOへの事前登録特典として郵送プレゼント中だ。(出所:日経クロステック)
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 過去20年見つめ続けてきた国のIT政策の課題やその解決策を、どのようにデジタル庁や関連法案への提言として盛り込んでいったか。民間人を正式スタッフとして幹部クラスも含めて多数採用するデジタル庁の特異な組織が、どういった考え方で作られているかなどについて、村井教授の考えが率直に語られている。

 村井教授は、1984年に日本のインターネットの基礎となった日本の大学間ネットワーク「JUNET」を構築。1988年にはインターネットに関する研究プロジェクト「WIDEプロジェクト」を設立した。国内のインターネット環境の整備や関連研究の推進、研究者や技術者など多数の人材育成に尽力してきた功績から、村井教授は「日本のインターネットの父」とも称される。

 いよいよ船出したデジタル庁。職業としてITにかかわるビジネスパーソンなら、日本を「デジタル敗戦」から救い、国や地方自治体のデジタル政策を抜本的に改革する使命を持つ同庁への期待は高いはずだ。この特別公開するインタビューで、日本のインターネットの父が語る、デジタル庁発足の経緯、そこに込められた考えや過去の反省、今後の期待などに、ぜひ耳を傾けてほしい。

【主催者企画:特別インタビュー】日本のインターネットの父、慶応大・村井純教授に聞くデジタル庁への期待
2021/10/13 (水) 10:00 ~ 10:30
慶応義塾大学 教授 村井純氏
聞き手 日経クロステック DX特別編集版 編集長 外薗 祐理子

 2021年9月1日、ついに発足したデジタル庁。そのグランドデザインを描いた「日本のインターネットの父」慶応義塾大学の村井純教授へのインタビューを特別公開する。村井教授は内閣官房参与として首相を支えたほか、政府のIT総合戦略本部などを舞台に、過去20年に渡って国のIT政策にかかわってきた人物だ。デジタル庁発足の経緯、そこに込められた考えや過去の反省、今後の期待などを日経クロステック DX特別編集版 編集長の外薗祐理子が聞いた。